2006-09-05

懲りない人達の存在!  NO 1619


 小学校時代の同窓生から電話、来年に学年全員に案内をして「還暦同窓会」を開催しようという。その幹事の一員になれとのことで取り敢えず集まる日を決めることに。

 昨号ともつながるが、3年生の2学期から卒業までを過ごした大阪市立東粉浜小学校が
母校。近くにある帝塚山古墳に「探検」なんて言いながら、禁止されている中へ入って遊んだ思い出も懐かしく、そんなノスタルジーな感覚に浸っていると現実に戻された。高知に在住する知人の訃報が入ったから。

 昭和11年生まれで、私がゴルフを始めるきっかけとなった人物。淀川の河川敷での初ラウンドが鮮やかに蘇ってくるし、ホールインワンをされた時の同伴者という縁もある。

また、弊社が加盟する日本トータライフ協会の高知研修会で会食の会場としてお世話になったこともあり、店内に王監督や松坂投手の来店写真と並んで、私が制作したホールインワン記念の寄せ書きが掲示されていたのを思い出している。

 すぐにでも四国へ行きたいところだが、皮肉なことに明日から講演に出掛けるスケジュールが。そこで懇意にしている友人に弔慰を託することにし、止むを得ず後日に伺うことにしたが、大阪の関係者で「偲ぶ会」を開催する考えもあるだろう。

 明日の天気を確認するとお昼前から雨模様。太平洋上にハリケーンから名称が変わった大きな台風が存在するので影響が心配だが、どうやら高波の警戒だけで助かったみたい。明日の宿泊は太平洋を一望出来るオーシャンビューのホテル。間違いなく高波の海が見えるだろう。

  テレビのニュース番組を観ていると、福岡県の道路で飲酒検問の光景が映し出されていた。3人の幼い子供達が犠牲になった事故から8日目だが、あれから同県 内で170件も検挙されている事実に唖然。全国の数字となれば驚く件数が予想されるが、飲酒運転の恐ろしさを理解出来ない人の多さに衝撃を受けた。

 車は走る「凶器」という言葉が有名だが、それを飲酒で運転するとは「狂気」の沙汰。塀の中で反省どころか生涯を後悔で過ごすことになり、被害者の家族の立場で「悲しみ」を真剣に考えるべき。

 私は葬儀社という仕事に携わる人間。何度も悲しい葬儀を担当した。だから飲酒運転だけは許せない。友人達にもこれだけは厳しい姿勢で臨んできたし、交流が生まれた知人でも飲酒運転という事実を知った時点で付き合わないことにしている。

 過去に何度かゴルフコンペを主催したこともあるが、その際の会食に先立って「運転される方は酒類の乾杯は禁止」と願ってきた歴史もある。

「すぐ近くだから」「こんな時間だから」「雨が降っているから検問はないだろう」なんて甘い考え方が事故の要因。それは。そんな時に限ってという「誘引」と呼ばれる恐ろしい運命の悪戯があることを知って欲しいもの。

「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」の前に、くどいようだが「加害者になるな」「被害者になるな」の言葉をお題目に。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net