2006-10-22

語り継がれる出来事  NO 1666


 横から見ると腰が曲がっているように見える。階段を上がっていると時折に激痛が走り「ガクッ」となる。それを偶然にご覧になった女性の参列者から「あなた、ぎっくり腰でしょう?私も持病なの。大変ね」と慰められた。

 女性会の総会が無事に済んだ。友人の会社にお願いをしたセキュリティの講演も有意義だったし、私のサービス精神でDVD映画「ローマの休日」の意外な撮影ミスをご覧いただいたが、皆さんが「!!」という表情だった。

「それ、何っ?」と思われる方があるかもしれないのでヒントを差し上げるが、スペイン広場でアイスクリームを食べる光景をご覧になれば必ず発見出来る筈である。

 さて、こんな体調で葬儀からお通夜への掛け持ちは大変。しかし、内臓に関しては健康そのもの。医師に処方して貰った痛み止めがあるが、あまり服用しない方がよいということから3回に1回程度にしている。

 痛みは本人にしか分からないもの。小中学生の「イジメ」が問題になっているが、加害者、被害者の感じ方には全く異質な開きが生じ、自ら死を選ぶ悲劇に発展してしまうことも少なくない。

「どのように痛いの?」という医師の問診に、どのように伝えたらご理解いただけるかという表現力も重要だ。それで治療方法がコロッと変わることもあるだろう。

  この「独り言」を読んでくれた友人から「効力のあるベルトがあるけど要らないか?」というメールがあったが、私も磁石付きのベルトを持っている。それは若 かりし頃に数回着用しただけのもの。なぜならウェストが太くなってひどいスタイルになってしまい、びっくりするほど動き難くなるからだ。

 こんな症状を知られた方々から医師の紹介も多く、すべての診療を受けたら20ぐらいの病院を回ることになる。「下手な鉄砲・・」という言葉もあるが、医師の世界だけはご免蒙りたい考え方だ。

治療とは自身が納得をして信頼した医師が最高の存在。今、そんな医師が数人あるのが私の幸せ。出来たら年内に、遅くとも来春の誕生日までに痛みのすべてを解消するために行動するつもり。

 今から銭湯へ行く。そしてお決まりコースの電気風呂だが、帰宅してからナレーションの創作をしなければならない。ちょっと高尚?な俳句をひねりたいと考えているが、どうも川柳気味になって困ってしまう。

 担当申し上げる故人、享年95歳。そのご遺影が素晴らしかった。制作を担当したスタッフがお写真の裏側に書かれた文字を発見した。そこには「葬儀にはこの写真を使って」というようなことが記されていた。

 お写真をお預かりした際にはご遺族もご存じでなかったが、その事実を報告申し上げると「そう言えば」というお言葉を返された。喪主さんご夫妻にそんなご記憶があったそうだが、それがどのお写真かは不明だったと伺った。

 しかし、そのお写真から故人ご生前の思いが「かたち」になった。ご夫妻は「この写真がお母さんらしいね」ということから選択され、それこそ偶然の一致という不思議なエピソードになったのである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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