2006-10-14

宿坊・ホテル?  NO 1657


 昨日の夜、自宅の1階入り口で妻の悲壮な声がそた。<!?>と確認したら、我が家の高齢の白猫がヘタってしまっている。腰が抜けたように後ろ足が立たない状況。

 そこで思い出したのが数年前に遷化されたお寺さんのご体験談、檀家さんの腰の抜けた猫を餌で治したという出来事だった。

 ペットフードばかりを与えている昨今、栄養のバランスも考えていますとテレビで宣伝しているが、やはり自然食も必要な筈。そこでお寺さんがアドバイスをされた「ダシ雑魚」と粗めの「縮緬雑魚」を与えたら、不思議なことに腰が治って普通に歩き出してホッとしている。

 来月、あるお寺さんで盛大な文化祭が行われる。檀家さん達の作品展やコンサートもあり、年々に出展者や参加される方が増えてきている。供養会も行われるところから東京からもお寺さん達が来阪される。

そ んな打ち合わせの中、知らなかったことを教えていただいて<次の機会に>と思うことが生じた。東京タワーに隣接している芝の増上寺だが、宿坊施設があって 大浴場まで存在しているとのこと。境内に隣接する東京オリンピックの時にオープンした東京プリンスホテルに何度か宿泊したが、もっと早く知っておれば間違 いなく一回は利用させていただいていただろう。

小学校時代の林間学校で行った高野山の宿坊はその後も何度か体験したが、最近は高級旅館クラスも出現しているそうだ。

 上述のご住職が過日に東京へ行かれたそうで、利用されたホテルをお気に入りになったとのこと。ホテル名を伺ったら<そうでしょう!>というところ。一般の人はあまり利用されることは少なく、「通」に知られた山の上ホテルであった。

 豪華さはないのに「品」を感じる環境空間が素晴らしい。オークラ、帝国、ニュー・オータニの旧御三家や、ハイアット、ウェスティン、フォー・シーズンなど新御三家に宿泊する人達は多いが、そんなホテルの存在もある。

東京には次々に高級ホテルが誕生しつつあり、いよいよ競争が激しくなっているが、ホスピタリティには「品」が欠かせないもの。それは決して「物」で創造出来ないから簡単ではない。

 丸の内側にある東京駅を象徴する古いホテルも何度か利用したし、すぐ近くにある丸の内ホテルでの宿泊体験もある。「常宿」や「定宿」という言葉もあるが、様々なホテルを体験することも面白くて楽しみである。

 東京をはじめ全国各地のホテルでの様々な体験談がある。それだけでも一冊の本が書けるぐらいのネタがあり、この「独り言」で時折に書いてみたいとも思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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