2006-10-10

嘆かわしき哉  NO 1653


 安倍総理が中国、韓国外交へ出掛けていた最中、愚かな隣国の将軍様が核実験。帰国してきた総理の疲れも大変だろうが、連続して実験をするのではという情報が流れている。

昨日までニュースのコメンテーターから防衛庁まで「絶対にやらない」と断言していた筈。アメリカのワシントンポストなど一部のメディアでは8日、9日ぐらいにやるだろうという予測があった。この情報発信の異なりはどうなっているのだろうかと理解に苦しむ。

 そんな大事件なのに、お笑いタレントのバラエティ番組のオンパレード。我が国はどうなって行くのだろうかと不安に襲われる。

  過日の国会質問にも愚かさを感じた。田中議員の「口撃」である。議員として、女性として、どこにも「品性」というものが感じられない羞恥の極み。毒舌に品 とユーモアがなければ愚の骨頂、それこそインテリジェンスの欠如ということになり、それをテレビで国民に見せるとは哀れささえ感じ、同じ議員を務める旦那 さんの家庭でのご心労を拝察する。

 民主党を含め、質問が「嫌がらせ」ばかりに感じてしまう。こんなやりとりが国会の現実では国民は寂しい限り。核問題と共に、いよいよ年金の将来にも危機感を覚える。

  一方でJCの愚かな行動も新聞を賑わしていた。大阪府八尾市のメンバー達が福島県郡山のホテルでやらかした「火傷」事件。宴会でアルコール度の強い酒を掛 けて火を点ければどうなるかぐらいは分かるだろうが、愚かな仲間との「出会い」が災難の「出遭い」になり、全国のJCのメンバー達が嘆いているだろう。

  この事件、考えて見れば「飲酒運転」にもつながってくる。酒がどれだけ人を変貌させるかを顕著に物語っているではないか。学生の一気飲みで死に至った事件 もどれほどあっただろうか。人とは愚かな生きもの、他人の命を奪ったり戦争を引き起こす。愚かな将軍様が酒飲みでないことを祈りたい。

 さて、一昨日の葬儀は階上だった。何度も上下していると腰に異変を感じ<あれっ!?>と思い出したのが持病の腰痛前兆だ。そこで負担が掛からないように気をつけて過ごし、銭湯の電気風呂で和らげてきた。

 その銭湯で、とんでもないオジサンがいた。サウナ風呂から汗だくで飛び出し、そのまま湯船に入って潜るのだからびっくり。即レッド・カードというべき信じられないマナーの悪さ、見ていた人達の顰蹙を買っていた。

 あるゴルフクラブのハンディキャップ委員をしている友人の話だが、メンバーがシングル・ハンディの対象になったら、エチケット委員と共に入浴態度までチェックするそうだ。

スコア技術だけではなく、人格なくしてシングルハンディは得られないという裏話だが、高速道路の渋滞でいつも路肩走行していたメンバーがシングルになれなかったという話題もあった。

 礼節とは、日々の生活の中でも大切なこと。幼い子供の教育に銭湯とは有り難くて役立つ場所。そこに「公共」と意味がある。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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