2006-10-06

明るい兆し!  NO 1650


 テレビのニュースを観ると首都圏の嵐を伝えている。まるで台風襲来のような光景、我が大阪も夜半から風が強くなり、電線から生じる不気味な音が聞こえてくる。

 さて、退院後、頚椎を原因とする痛みや痺れで困っているが、今日、通っている整骨院の院長さんからハッとする指摘があって明るい兆しを発見した。

そ れは「入院前より姿勢が悪くなっている」ということだが、確かに腹部を庇うように前屈み気味になってしまい、姿勢だけが取り柄だったのに変貌していること に気付いて寂しい想い。しかし、それを知ったことで意識して正せば痛みが治癒するパーセンテージがグーンとアップしたことになるわけだ。

 そんな明るい心情から、今日は「葬祭サービス」の一面について考えてみたい。

 過去に来社した北海道のメンバーが、思い込みから伊丹空港発と関西空港発の勘違い。もう少しでもう一泊しなければならないハプニングがあった。

 葬儀式場に参列される方々から「時刻表を」というご要望も多く、飛行機や新幹線の予約を依頼されることも少なくないが、飛行機に関して大阪では、上述の二つの空港の存在からミスのないようにアドバイスが必要だ。

 予約番号入手で仕事が終わったのではなく、空港までのリムジンバスの乗り場と時刻表、それに万が一何かの事情で欠航になった場合の対処方法も考えたいし、少なくとも着陸先の天候ぐらいはネットで知らべておきたいもの。

 昨夜も九州へお帰りになる便の空席情報を調べたが、最終便の空席数では全員が搭乗出来ず、一便前の予約ということになったようで、間に合うような確実なスケジュールを決める必要があり、空港までの渋滞情報を調べることも大切だ。

 我々葬儀社は旅行会社ではないが、こんな飛行機の予約サービスにあって考えなければならない問題があることを知りたい。それは、プレミアム・シートの存在である。

「**まで3名予約を」と依頼を受け、お名前を伺ってから予約の手配を進める。そこでプレミアシートしか空席がないとなればどうなるのか、ここにサービスに伴う秘められた恐ろしさがある訳だ。

 日本航空は「クラスJ」、スカイマークは「シグナスクラス」、全日空には「スーパーシート」の存在があり、お客様にはプレミアムしか利用されないという方も考えられ、満席でもないのに勝手な思い込みで普通席を予約したら「失礼だ!」とご立腹される危険性もある。

 ではどうするか?「お席のクラスはどうしましょう?」と確認するのもサービスとしては失格、ここで最善の解決策は申し込み用紙を用意すること。相手様のご要望がそのまま情報入手につながるし、女性の場合、ご芳名に伴う年齢のこともクリアできるから便利である。

 葬儀の式次第や拾骨後の進め方が地域によって大きく異なっており、式場到着から葬儀担当者に確認して帰宅スケジュールを考えられることになる。そんなところから先に予約されていた便の変更を依頼されることも多い。

 そうそう、その申し込みカードの作成だが、新幹線の場合には禁煙・喫煙の対応も必要だろうが、複数以上の場合にどちらにするかで揉めておられる光景を目にすることもあった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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