2007-05-22

心地良い疲れ  NO 1868


 これまでに何度か宿泊したことのあるホテル、その部屋もメンバーの配慮でいつもと同じルームナンバーだった。

 部屋の中にナショナルのハイテク・マッサージ器が設置されており、私の腰痛への心配りに手を合わせた。

 そんな彼達と7時に朝食を済ませ、彼が会員になっているニドム・クラシックへ行った。

 朝は肌寒いぐらいだったが、あまり風もなく最高のゴルフ日和。久し振りにニドムの森の中ですがすがしいプレイを楽しめた。

  後半に驚くことが目の前で。ティーグランドに立っていたら何か動物が我々の方に向かってくる。10メートルぐらいのところを横切って行ったのは4頭の鹿。 キタキツネやウサギは何度か出合ったことはあるが、鹿なんて初めて。北海道のメンバーさえも初めての体験という出来事だった。

 スプーンやバフィーを入れておらず、残りの距離の長いセカンドでは横峰さくらちゃんの攻め方を真似、「直ドラ」というドライバーを振り回すことが功を奏し、グリーンに3回乗せたというプレイも出来た。

 OBも数発、スコアは80台だったが、名物ホールに名付けられた「ピリカの誘惑」「神様の誘惑」というようなワナに填まってしまって反省材料も。

 ラウンドを終えてからクラブハウスのレストランへ。テーブルに着くと目の前に4名の外国人の女性が楽器を手に搭乗し、素晴らしい音楽を聴かせてくれた。

 チェロにヴァイオリンが2人、そしてビオラという編成だったが、ジュピターの曲が終わると「都はるみ」さんの「北の宿から」を耳にしてびっくり。おかげで久し振りに生ビールの中ジョッキを飲むことになった。

 バッグの宅配手続きを済ませて千歳空港へ行ったが、関西へ戻る3人とも行き先の空港が違い、関西、神戸、伊丹となっていた。

 搭乗手続きを済ませて荷物を預け、そこから「土産店」を順に回ったが、孫が大好きな「じゃがポックル」はどの見せも売り切れ。「本日入荷分、完売しました」という看板を掲げた店も5件ほどあった。

 仕方なく「ジャガリコ」と「ほっとポテト」を購入、社員達から頼まれていたラーメンの詰め合わせは重量が大変で、宅配便で送るようにしてきた。

 ニドムのレストランに居た時、携帯電話の変なボタンを押してしまったようでダイヤルロック状態になり、掛けられなくなってしまい、空港内の土産店を物色中にはぐれてしまったメンバーとも連絡が取れず、そのまま帰阪することになってしまった。

 機内で猛烈な眠気、それは久し振りのラウンドでリラックス出来たことと歩いた心地良い疲れから。機内サービスで珍しく缶ビールを貰い、スヤスヤしていたら気がつけばかなり高度を落とし着陸態勢、名阪国道の五ヶ谷の上に差し掛かっていた。

 よき仲間達との再会、そして飲んで語り合った2日間だったが、それは実り多き意義にもつながった。それぞれが齢を重ねる中、青空の下で健康を謳歌することの素晴らしさを再認識することになった北海道域だった。

 お世話になりました。有難う・・・九拝合掌
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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