2015-05-26

フューネラル・フェア  NO 4203

http://happy-train.net/青蓮キャッチコピーの世界にはその道のプロ達の閃きが人の心を掴むことになる訳だが、そんな仕事をしている著名な人物を交流があるのでいつもその発想に驚嘆する。

そんな発想をどこからと質問したこともあるが、見る側の人が感じるのは素朴な興味で、当たり前のことこそ共感を抱かれるという指摘だった。

今日のニュース記事に深刻な状況を見事に訴えるキャッチコピーが紹介され、話題を読んでいたことがあったが、過日の第一生命のサラリーマン川柳みたいに「おみごと!」と拍手を贈りたくなった。

そのコピーはコンビニがスタッフを募集するもので「救世主を求めています」「このままでは私が24時間営業になってしまいます」という救けを求める切実な声で、少なくとも話題を集めたので応募する人が登場するだろうと想像している。

さて、過日に昔の資料から引っ張り出した社員への呼び掛けを紹介したら、びっくりするほど反響があり、中にはブログに転載されており予想もしなかった展開となっている。

また「幸せ列車」で管理人さんから10年前の「独り言」を毎日紹介いただいているが、今日の号では葬儀に関する意外な視点が存在することを書いていたことを懐かしく読み、ふと「そうなのだ」と再認識することになった。

2002年3月から始めた「独り言」だが、そんな時代に書いていたことが何か新鮮な感じがするのも不思議なことである。

遠い昔に東京でフューネラル・フェアが開催さるようになったが、今では会場が横浜に移っている。我が業界にッフューネラル・ビジネスという業界雑誌を登場させ、創刊号から8号まで司会について原稿依頼があって協力した歴史があるが、ビジネスという言葉に抵抗感を覚えていたし、原稿の依頼に関して「1字*円*十銭」と提案して来たことに衝撃を受け、その後に書くことは一切しなかった。

主催する会社はビジネスに関して敏感な姿勢があり、雑誌を立ち上げる数年前に葬儀に関するセミナーを開催しており、その講師を担当したこともあるし、第1回フューネラル・フェアで大会場での講演を担当した歴史もある。

これまでに何度か紹介した函館の水引細工「清雅舎」も来月のフェアに「鳳凰」を出展されることを知ったが、フェアもいよいよビジネス色が強くなり、出展する会社の中には保険会社やはっきりと「囲い込み」なんて言葉を出している業者もあったので驚いた。

「清雅舎」が出展する提案は葬儀に関する感性を「かたち」にしたもので、果たしてこの業界が感じることが出来るだろうかと思っているが、二日間でどんな反応があるか興味深いところであるし、この業界の文化の向上になれば結構なことだと考えている。

今日の写真は山口県青海島「西圓寺」境内にある「青蓮」を。
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