2007-09-01

ご仏縁がいっぱい  NO 1960


 大阪の今年の暑さは全国一だったそうだが、最終客として銭湯を出て空の月を見上げたら、間違いなく秋の季節に向かっている感じ。近付いている台風が過ぎた頃から朝夕が涼しくなるだろう。

 温めの漢方薬湯に入り、それから勢いの強いジェット噴流に左腕から肩を当てる。その時だけが痛みから少し解放されるだけ。自宅に戻ると、また疼痛に泣かされることになっている。

 知人に不思議な女性がいる。昨日、所用があって会った際、公的な会場の喫茶コーナーで痛みを察知され「楽にしてあげる」と「気」を使った「手当て」を施術、温かい熱を感じながらいつの間にやら座ったまま眠ってしまうという体験をしてきた。

 また、別の女性司会者からもメールを頂戴し、ご主人が武道の専門家で私のような痛みの治療が可能かもと教えてくださりびっくり、その不思議なご仏縁にも感謝しながら手を合わせた。

 一方で、多くの司会者やアシスタントを派遣する会社の岡山支店長さんが横浜に戻ってしまうそうだ。

 彼女は看護師さんで、患者さんの最期を見届けてからその後のことに心配を抱き、やがてご主人の岡山転勤を機に司会者修行に邁進、やがて岡山支店長として活躍、ご主人が横浜に戻られてからも1年以上単身で司会勉強を真剣に取り組んでいた人だった。

  看護師の世界から葬祭業に従事することになったと言えば、弊社のチーフパーサーと同じで特別なご仏縁を感じる人でもあったが、岡山駅前のホテルでセミナー を行った際にあったのが初対面。その後、社長に連れられて来社、弊社で少しだけ個人研修を行ったこともあるが、ホスピタリティあふれる気品のある言葉遣い に支えられたイメージが、葬儀の司会者として高度な粋に達する「人<財>」であると確信していた。

 彼女を送り出すことになった社長の心情を慮ると辛いが、また素晴らしい人が育まれることを心から祈念することにしよう。

 彼女は、今後、横浜の地で司会の仕事に就かれるだろうが、素晴らしい人柄なので、もしも横浜の同業者さんの中で「弊社に!」とのお考えがあればご一報を。

 いよいよ9月、大嫌いな台風のシーズンである。地球環境の変化で猛烈台風の襲来も予想されるとのこと。どうか、上陸することが少ないようにと手を合わせる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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