2017-04-08

花まつりの日  NO 6030

急に立ち上がることを避けなければならない。頭部の血液の流れが悪いようで、今日も家の中で倒れ掛かってサイドボードのガラスに倒れ込んだ。強化ガラスだったので割れなくて助かったが、もしも普通のガラスだったら最悪の結果を迎えていただろうと想像する。

前号でJRの外国人用のレールパスの写真を掲載したが、昨秋に手紙が届いたブラジルの日系4世の若い女性が二人連れで来日していた。

彼女は建築を学んでいるところからチェコのプラハに在住していたが、幼い頃から日本を訪れたいと思っていたそうで、日本語の勉強もしていた。

成田空港へ到着してから伊豆半島の伊東温泉の旅館へ行ったそうだが、スマホで浴衣姿の夕食の光景を見せて貰ってびっくりした。

「ホテルより旅館がよい」と言っていたが、同伴者が旅館に憧れていたそうで、夢のようなひとときを過ごせたと語っていた。

彼女と何度かメールでやりとりをしていたが、全てが「平かな」なので苦労もあった。しかし、同伴者の持っているスマホで音声変換で日本語文字通訳が出て来るので驚くことになり、片言の英語を彼女の通訳でコミュニケーションが結ばれたのでホッとした。

会話を交わしている内に懐かしい昔話を思い出した。彼女にブラジルで日本語を教えたのは日系の会計士ご夫妻で、お二人が来日された際に食事を共にしていた。

大阪のホテルで待ち合わせてご案内したのは南警察署のすぐ近くにある「オ・セイリュー」で、フレンチや和食もあったし地下ではブラジルのサンバのショーをやっており、スタッフがブラジル人ばかりなのでポルトガル語で会話をされていた。凾館博物館

14日間通用のレールパスを利用して長野県、金沢、白川郷、広島、京都、奈良、神戸などを回って来たそうだが、全ての行程を終えて今日の朝のフィンランド航空で関西空港から出発した。

ヘルシンキまで10時間半。そこで乗り換えて2時間半の飛行だそうだが、今頃はヘルシンキの空港で乗り継ぎ便を待っているだろうが、ストックホルムのテロ事件の報道を知って手を合わせることになった。

「プラハに来てください」と誘われたが、現在の体調では絶対に無理。動ける内に、見える内にと考えていても10時間の搭乗は想像を絶するもの。初めてブラジルへ行った40年前はアンカレッジ、ロスアンゼルス、ペルーのリマ、リオデジャネイロを経てサンパウロに到着したが、その時は羽田から36時間を要していた。

当時はバリグ・ブラジル航空しか直行便はなく、その10数年後に日本航空が定期便を飛ばせたが、片道28時間というのだから体力がなければ無理な移動である。

社会が変化して次々に便利な物が登場する。メールや上述したスマホなんて想像もしなかったレベルだが、テロ、内乱、戦争などがあちこちで続いており、地球上の人間社会の悪業は何時まで経っても変わらないようで残念である。

今日はお釈迦様の誕生日。娘がアメリカ在住時に誕生した二人目の孫が生まれたのも今日である。もうすぐ新学期が始まるが6年生なったのでびっくりである。

凾館に友人がいる。函館の金森倉庫群の資料博物館の責任者を担当しているそうだが、彼女も今日が誕生日だったと記憶している。もう一度我々夫婦がお気に入りの湯の川温泉「竹馬新葉亭」に行ってみたいと思う今日だった。

今日の写真は函館市立博物館郷土資料館を。
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