2014-02-18

考えたいこと  NO 3553


今 日更新のシーンの「会長のコラム」はいつもより長文となったが、音楽をテーマにして著作権について書いた。ショパンの遺言が守られなかったことや、マー ラーの交響曲で第一楽章と第二楽章の間で5分間を空けるという指示。また、ホルストの「ジュピター」が「待ってました」とばかりに流行した興味深い出来事 にも触れたが、日本人が大好きだった映画「ローマの休日」の著作権が公開してすぐにアメリカ国内の法律でパブリックドメインになってしまった事実も信じら れない歴史である。

駅の構内で様々な売店が様々な物を販売している。私も名古屋駅の通路でふと目に留まった懐かしい西部劇映画のDVDを購入したことがあったが、そこにも「ローマの休日」があり、500円だったので信じられなかった思い出がある。

「会長のコラム」で書いた問題の中心は、結婚披露宴や葬儀の式場で流される音楽の著作権問題を提起したことで、これから間違いなく表面化すると予想している。

昔、カラオケというものが世に登場した時に、スナックでテープを流す行為が著作権に抵触すると問題が浮上。権利について法廷に持ち込まれた歴史もあるし、ピアノの生演奏がされているレストラン、バー、クラブなどの問題まで発展していった歴史もあった。

過 日に「まぐまぐブログ」のコラム数本を依頼されたので、そんな著作権問題も書いておいたが、故人がお好きだったCDを持ち込まれる時代の到来に、それらを 申請もせずに使用すると厳密には問題があることを理解しておくべきで、弊社では葬儀専門式場オープンと同時に契約を結んで対応しているが、そんな意識を考 えている同業者は限られていると想像している。

弊社と深いご仏縁に結ばれる同業者が北海道に数社存在するが、この数日の北海道の天候ニュースを観ていると驚く程荒れている。台風並みの暴風が吹き荒れ、あちこちで猛吹雪に見舞われているようだ。

過 去に体験したことがあるが、北海道の雪は大阪や東京での積雪とは異質のもの。スノーパウダーとの言葉があるが、強い風が吹けば舞い上がって全く視界を失っ てしまう。利用していたタクシーの車内で、もう30分もすれば車は走行不能の状況になりますと言われ、実際に石狩川の橋の上で体験して這う這うの体で引き 返すことになったことは忘れられない思い出となっている。

相変わらず全国で悲惨な事故や事件が起きている。諄いほど書いたことだが「命の教育」と「あの世の教育」が絶対に不可欠だと考えてしまう。

世界中で信じられない事故や事件も発生している。被害者があれば悲しみの家族の存在があることになり、その立場になったら加害者的な行動は出来ない筈だが、戦争と宗教、それに独裁者はそれらを平気で行動してしまうようだ。

宗教の多くが「あの世」の存在を説いている筈だが、どうしてテロや内乱が続くのだろうか疑問である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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