2013-12-28

寒さ厳しい年末  NO 3492


日本海側や北海道では荒れ模様だが、我が大阪でも暗くなってから風が強くなって来ている。そんな中でお寺の境内で行われているお通夜のことを心配する。多くの参列者の予定があるし、高齢の方々も少なくないので大変である。

お手持ちのコートをお召しくださいとアナウンスしても、着用されないマナーを優先される方もおられる。そこでアナウンスと同時にスタッフが参列者の中に入って促す行動が重要で、お一人でも召されたら多くの方々に波及することになるからだ。

冷え込みの中で司会を担当することは大変である。声が震えてしまうこともあるからだが、衝撃的に寒い思いを体感した葬儀のことは忘れられない。

もう20数年の月日が経つが、その日は1月5日、午後1時半から3時の葬儀だった。同業者の社長の葬儀の司会を遺言から担当することになったのだが、当日の冷え込みは半端じゃなく、マイクを持つ右手が震えて止まらないのだから大変だった。

そんな様子を見られた会葬者の方が炭火の缶を持って来てくださったが、プロとしての誇りからご遠慮させていただき、葬儀を終えてから風邪の症状で3日間寝込んだので忘れられない思い出となっている。

組合に加盟する同業者が50社ぐらい参列していたが、存命される方々と会うと今でもその寒かった出来事が話題になるのでご理解願えるだろう。

不思議なことに同業者のお通夜や葬儀は冬に多く、厳しい冷え込みの印象ばかり残っている。

全国的にご不幸が多いのは冬の時期となるが、少ない時期と言えば4月から6月と言われている。

ある医学の専門家が興味深いことを書かれていたのを覚えている。病床にある高齢者にとって最も気を付けなければならないのは肺炎で、インフルエンザの菌なんて最悪だそうだ。

インフルエンザ菌は湿度に弱く、乾燥するとパワーをアップする傾向があるそうで、部屋の湿度に配慮するべきともかいておられた。 

それを読んでから実行しているのが銭湯の湿式サウナに入ること。少しでも風邪の兆候を感じたら、それで楽になったことが何度もあるのでお勧め申し上げる。

私の自宅の近くには「南生野温泉」と「源ヶ橋温泉」の2軒があるが、どちらにも湿式サウナがあるので重宝している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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