2003-07-04

蚊帳の外    NO 475

今、弊社の女性スタッフ達が連日議論を交わしている。テーマはホームページのリニューアル。

 ITに長けたスタッフを中心にそれぞれの意見がまとまり、全体のイメージだけは構築できたようだ。

 インターネットに詳しい専門家によると、一般的な葬儀社HPへのアクセス数は、月間で300程度だそうで、それは我々葬祭業が非日常的な業種であるからと分析していた。

 弊社HPについての分析結果も提出されてきたが、それによると日本トータライフ協会のページから訪問されるケースが多く、各ページ内で最も訪問者数の多いのは「独り言」。

 毎日、この独り言だけをご笑覧くださるという方が多い訳である。

 私はシナリオや駄文を列記することは出来るが、ITについてはさっぱり弱く、専門家のアドバイスやスタッフ達の意見に耳を傾けながら、私にできることの模索に取り組んでいる状況。

 そんなところで「社長は、独り言だけ更新してくだい。それだけで結構です」と言われた。

 彼等の会話の中に飛び交う専門用語。正直言って、私には全然分からない。だからスタッフの言う通りにしようとは思うが、完成したものを見たら良い悪いの判断ぐらいは出来る。

 そこでおかしな表記があったら絶対に変更させてやろうとも考えている。

 今、社内で私の仕事が確実に減っている。スタッフそれぞれが成長し、任せられることが多くなってきた訳だが、私の中に秘められている発想を具現化可能なスタッフはまだまだ。これからの2年で「かたち」になればと焦る思いにブレーキを掛けている。

 それにしても、日本トータライフ協会へのアクセス数には驚く。確かに各ページの完成度が高いが、コラム「有為転変」をご訪問くださる方が信じられないほどおられるよう。

 葬祭業界の関係者が「オバケですよ」という言葉を発していたこともあったが、それが事実であることも確信できた。

 メンバー各社のHP新設やリニューアル行動が活発のようだが、それぞれの中で7本のコラムが発信されているという地味な活動も功を奏しているらしい。

 テレビ、新聞、雑誌の取材も増えてきたが、それらは高齢社会の到来で、当協会の存在がいよいよ認識されてきた「証」のような気がしている。

 リニューアルされる弊社HP。発信日が決定されたらこの「独り言」でお知らせ申し上げます。それまで、どうぞ、このページでご辛抱くださいますようお願い申し上げます。
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