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2005-08-10

戦挙?モード  NO 1236


 アポを頂戴していたお客様を10分ほど私の部屋で待たせてしまった。コロッと忘れていた通院、服用する常備薬をいただきに行ったから。 

 1時間ぐらい打ち合わせた頃、九州からの来客があることをスタッフから聞いた。協会のメンバーである会社の息子さん、今春に結婚したカッコいい男前の若者だった。

 昨日から来阪していたそうだが「社長からです」と、お土産をいっぱい持参してくれ恐縮する。

 葬儀の変化、今後の見通し、空間演出テクニックなどを話題に4時間ほど話し合い、過去から交流のあった総支配人達と出掛けて行った。

 来春にベビーが誕生するそうで祝福したが、この仕事に従事していると新しい「命」の誕生に特別な感慨を覚えるもの。元気な子供の誕生を心から祈念する。

 すでに帰路の新幹線チケットを押さえており、新大阪まで天王寺から特急「はるか」か「くろしお」でと発車時刻を教えで送り出したが、750キロの行程、やはり九州までは遠い。

 100回以上行っただろうか?博多から「リレーつばめ」か「有明」に乗り換えるのだが、私はいつも博多駅出発後の検札時、パーサーに「起こしてね」と頼んでオヤスミすることにしている。

 新幹線の約2時間半の疲れが丁度出てくる頃、鹿児島本線の乗車時間が不思議と癒しのひとときとなっている。

 今日は、遠方のお寺で外国の方の追悼式典が行われており、昨日から献花の準備をしていたスタッフに私の判断を求められた。

「ラッピングをどうしましょう?」ということだが、生き生きとした元気な花を提供しようとすれば水に浸けておく必要があり、ラッピングとなれば時間という物理的問題が発生する。

 そうかと言って一輪の裸の花をホテルみたいにそのまま献花とは許せないのが私の性分。お客様の大半が東京から来られると聞き「元気な状態でラッピング」と難しい注文を命じることにした。

 長崎の平和祈念式典の話題を小さくしてしまったような衆議院の解散だが、交流のある数人の議員達も大変のよう。親しい秘書から早速に電話。「今度はこれまでとは違うのです」から始まって、ただならぬ様子が伝わってきたが「暑いから体調に気をつけて」と返しておいた。

 彼が仕える議員は中々の人物、過去に臓器移植の問題で事務所を訪問したら丁寧に対応してくださり、国際的な背景まで教えてくれたことが印象に残っている。

 解散の裏側には悲喜交々というドラマがあるだろうが、過去に告発された事件の当事者だけは立候補して欲しくない。

 自分、政党、おらが国、利権共有者のためにという政治家はご遠慮いただきたいもの。国、国民、世界という地球的立場で考えられる人が求められる時代、人相が重要な判断材料のような気がするこの頃。長崎の犠牲者に手を合わせ、無事に帰還できたスペースシャトルに拍手した。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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