2015-03-25

振り返って  NO 4142

スペインからドイツへ向かう飛行機の墜落事故を起きていた。2人の日本人が搭乗していたニュースもあったが、過日の博物館での銃撃テロ事件もあったが、何時何処で災難に遭遇するか分からず、本当に今日あることに感謝して手を合わせなければならない。

飛行機は好きではないが、それでも随分と利用しているし、鉄道、バス、タクシーの利用も数え切れないほどあるが、幸いにして事故に遭遇していなかったので今日があることになる。

運転免許証を返納するまでは車を運転することも多かった。いつも被害者を出さないように、加害者にならないようにという言葉を念頭にハンドルを握って来たが、振り返れば幸運だったことになる。

多くのホテルや旅館を利用したことがあるが、無事に朝を迎えてチェックアウトすることが出来た事実を知ることになるが、青春時代に親戚が有馬温泉の旅館の火災で亡くなるという衝撃的な出来事があったので、何処の宿泊施設を利用しても避難通路を確認しているが、その前に危険性のあるような施設を敬遠して来た歴史もある。

多くのフェリーも利用したことがある。立てないほど揺れた体験もあるし、利用してから数か月後に衝突事故で沈没してしまった船もあった。

それは1978年に来島海峡で発生したフェリーと貨物船の衝突で、神戸から宮崎へ向かっていた「さいとばる」が浸水から沈没してしまったものだが、そのニュースを知った時には衝撃を受けたことを憶えている。

過日に青春時代に利用した沖縄航路の「ひめゆり丸」のことに触れたが、フィリピンに転売され改造後に「ドニャ・パス号」として定員をはるかにオーバーして航行中、ガソリンを満載したタンカーと衝突して大惨事になった出来事だが、それは1987年のことだった。

あちこちに出掛けて地震にも遭遇したが、車で走行中だった玄海地震と芸予地震の両方ではハンドルをしっかりと握っていたので事なきを得たが、リラックスモードで片手運転でもしていたら大変だったと想像する。

東京の錦糸町のホテルで体験した「震度4」にはびっくりだった。17階の部屋でベッドに座ってテレビを観ていたら、突然縦揺れして驚き、しばらくすると横揺れになってテレビの上に置かれてあった灰皿が飛んだからである。

テレビで思い出したが、我が家のテレビが限界を迎えているようだ。亀山モデルとあるので耐用年数からすると大丈夫だろうと考えながら、電化ショップを経営している知人に確認して貰ったら「限界です」と指摘された。

昨秋にはガス器具、給湯器、換気扇などを全て取り換えて貰ったが、生活する中で時の流に限界を迎える物が出て来ることは仕方がないようで、自身の身体があちこちに問題が生じて来ることも当たり前かもしれない。

テレビの画面の左側面に縦に線が入っている。指摘されて初めて気付くことになったが、それが限界を物語る事象ということも知った。地デジか何か知らないが、今月いっぱいで観られなくなるという表示を目にしているので仕方がないかと思っているが、「廃品引き取ります」というチラシがポストに入っていることが多くて気になる最近である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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