2015-03-10
また強烈な低気圧 NO 4127
過去に業種によって電話のベルのなる回数を考えるべきと書き、我が葬祭業は3回鳴らせて4回目に出るのが最善と書いていた。
すぐに出ると「不幸を待っていた」ように怒りの対象になる危険性もあるし、あまり待たせると「不幸で電話しているのになぜ出ない」と逆鱗に触れる可能性も生じるところから上記の結論となった訳だが、過日のニュースの中に興味深い回数の問題が紹介されていた。
それは、就活に関して面接を受ける場合の扉ノックの回数で、ある就活コンサルタントが「3回」と書いているのに対して「おかしい」という批判的な意見も少なくなかったからである。
ある人物が「2回はトイレ。3回は略式。だから4回が常識」と書いており、それに対して納得や賛同する人が多かった。
社会の常識も時代の流れの中で変化することもあるようで、あの知られる「ホリエモン」氏が履歴書で文字を書き込むべきではないと昔の常識を否定されていた。
氏の考えに寄れば、汚い文字の履歴書なんて見たくはないし、それだけで書類選考で落ちるというご意見だったが、遠い昔から履歴書は自筆というのが一般常識で、いつからこんなことになったのだろうか。
ワープロやパソコンの流行で社会が変化したことは事実だが、それでも不変であることが続くことも大切なような気がするし、30年以上前に2人の子供の入学願書に友人のつてから特別な方に毛筆で書いていただいて学校関係者が驚嘆されたことを思い出した。
この人物に文字はまるで印刷したような文字で、特殊な墨を用いられているので文字が盛り上がっているように見える。娘は面接の時に校長先生から「誰が書きましたか?」と質問されて「父です」と応えていた。
あの願書のお蔭で入学出来たのではと思っているが、周囲に存在する人達の特技を知っておくことも大切である。
「ホリエモン」氏のことを過去に書いたことがあるので再度触れておこう。人生の「四大衝撃」を分析すると「夫婦間に於ける子供の死」「伴侶の死」「一親等の刑の確定」「身近な人の死」となるが、身近とは「両親」「兄弟」「朋友」「交流の深い近隣の人」となるが、「ホリエモン」氏は東京大学を経て会社を起業して成功、落選したが立候補された歴史もあり、それは大きな「親孝行」になった筈だが、法に抵触して被告となったことがあり、それは両親に対する大変な「親不孝」になったという指摘であった。
今日の天候は大荒れだった。列車の運休や飛行機の欠航が多かったが、大阪市内でも雪が舞った。3月なのにと思うが、これまでの人生の思い出の中で、我が大阪で3月13日、3月10日、3月8日にびっくりする積雪があった記憶もある。
青春時代に春スキーで志賀高原に行っていたら、東京に大変な積雪を記録した日に降ったスキー場の積雪は半端じゃなく、新雪は雪崩の危険があるからとゲレンデが閉鎖されたこともあった。その時の記録を調べたら、3月12日の都内で30センチとなっていた。
今日の写真は志賀高原発哺温泉にある「ブナ平」スキーゲレンデを。初心者向きのスロープだが、石原裕次郎さんがスキーヤーと衝突して足を骨折されたゲレンデとしても知られている。