2015-02-14

こんなことも  NO 4104

今日の産経新聞朝刊を喫茶店で手にしてびっくり。1面左上に「神武天皇」のことに触れられ、「八朔(はっさく8月1日のこと)」に美々津港から船出をされたことを記念する「お祭り」が紹介されていた。

昨日に書いた前号の「美々津」のこととの偶然に驚くことになったが、人生には時折りに科学では解決不可能な出来事に出合い驚くこともあるものだ。

自民党の二階氏が数百人の人達を伴なって韓国入りをされているが、朴大統領との会見に対して産経新聞では批判的な文脈があり、それらは彼の国で裁判沙汰になっている支局長の問題が複雑に絡んでいるような気がした。

同行している人達の中に自治体のトップや観光業者も多いそうだが、かつて民主党の小沢一郎氏が数百人の議員団を引率して中国を訪問したことに比較するように捉えられていて、興味深い内容だった。

経済界でも大きな変革の波が顕著である。アサヒビール系がワイン業界で知られる企業を傘下に組み込み、ワインのビジネス展開に積極的に展開するみたいだし、全国各地で大江戸温泉として知られていた会社が外国のファンドに譲渡されたニュースに驚いたが、外国人観光客の増加が期待される予想への対応のようだ。

昨日のネットのニュースにオウムの高橋被告の裁判に関する記事があったが、掲載されていた写真は平田被告のもので、これが新聞だったら大変な誤報となるし、テレビ番組なら放送事故となるだろう。

さて、数年前に地方のある葬儀社のスタッフ教育を依頼されて出掛けたことがあった。テーマは「意識改革」で2時間の講義を行い、その後にトップと話したのだが、そこで「会社として自慢出来ることは?」と聴いてみると、見せてくれたのがお客様から届くアンケートのプリント。様々な項目が並んでおり、100点満点式の総合的な点数を書き込む形式となっていた。

50軒ぐらいのものを拝見したが、トップは99点や98点というものがご自慢だったが、それが大きな勘違いだと指摘した。

ご満足されているなら「100点」となる筈だし、本当にご満足なら「120点」と記載くださることも考えられるが、「99点」というのは何かがあってご満足に至らなかったということであり、お客様とその葬儀社とのつながりを考慮して想像すると「近くで顔を合わすこともあるから」と、偽りの心情で採点されていることもある筈で、その裏側に秘められた問題を分析する行動が重要と伝えたら、厳しい表情を見せられ、「考えてもいませんでした」と素直に意識改革をされることになった。

その会社は、それから数年でその地域のベストワン、オンリーワン葬儀社として進化の道を見事に遂げられた。「感謝しています」と年に一度は来阪されるので恐縮しているが、この考え方はホテルや旅館、また様々な業種でも採り入れられるとお勧めしたい。

今日の写真は前号で触れた「神武天皇」にゆかり深い「八咫烏」が見られる神社を。左手の旗にその姿が確認出来る。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net