2015-09-30

忘れ物の連続  NO 4327

修学旅行生の荷物目的地の駅に着いたが、観光情報について知っているのは「倉本聰さん」の作で大人気だった「北の国から」に関することぐらいで、後は「日本のへそ」として知られていることだった。

「倉本聰さん」と言えば思い出すのが2つある。一つは弊社の女性司会者がアナウンサーの現役時代にインタビューを担当したことをブログに書いていたことで、もう一つは「北の国から」の主題曲に関して面白い指摘をされていたものだった。

「あ~」「う~」だけで作詞作曲とは?と「さだまさしさん」のことに触れられていたことで、それを聞いた時に思わず「面白い!」と思ったことを憶えている。

知らない地で無駄な時間を過ごすことは勿体ない。そこでタクシーの運転手さんと相談して1時間半コースで案内して貰うことにした。

「チーズ」「ラベンダー」「メロン」「ワイン」などに立ち寄るコースだったが、途中で天候が急変して猛烈な豪雨。そんな中をわざわざ傘を用意くださったので恐縮した。

ワイン工場では様々な試飲が出来たが、アルコールが一切厳禁となっているところからジュースだけ飲んだが、これが中々の味だった。

最後にお願いしたのは杖を販売している店舗。そこで案内されたのが大型店舗のスーパー。介護用品のコーナーに杖も販売されていたので購入したが、入院していた病院で購入した価格の3割程度だったので助かった。

そのまま宿泊先のホテルまで送って貰ったが、ホテルのロビーにいると運送会社のトラックが到着。大勢のホテルスタッフ達がトランクやバッグを運んでロビーの片側に並べ出した。

中国の団体さんでもと思っていたら、ガラス面の壁に1組から9組まで整理番号が貼られてある。そこで判明したのが高校生の修学旅行だった。

関東から来たそうできっと飛行機も貸切となっていたと想像するが、隣接している温泉大浴場には行けないことになっていると教えてくれた。

その大浴場に行くのが大変。部屋から行こうとすると5回もエレベーターを利用することになるからで、ネットの口コミサイトに「高齢者には大変」と投稿されていたが、マッサージも予約がいっぱいだったので話の種にと利用して来た。

そこで洗い場にあるシャンプー、コンディショナー、ボディソープに中国語の文字があるのを目にした。それぞれ「洗髪水」「潤髪乳」「沐浴露」となっていたので勉強になった。

朝を迎えて予約してあったタクシーで駅に向かったが、運転手さんは女性の方で「夏か冬にお越しください」と勧められお名前を教えて貰って来た。

普通列車で滝川駅まで移動。そこから「スーパー宗谷」で札幌まで行ったが、降車する前に気付いたのがまた「杖」の行方不明。昨日に購入した物を滝川駅のホームに忘れて来たことを思い出した。

数分の待ち合わせで「スパー北斗」に乗り換え。車内はいっぱい。自由席はデッキまであふれている。もしも指定席を入手していなかったら大変なことになっていただろうと想像する。

到着した駅に顔馴染みのスタッフの方が迎えに来てくれていた。ちょうど前に停まっている車にも四国からやって来た女性が乗車したところ。今日は4講座の研修が行われたが、私の講義以外の3人の講義内容は素晴らしく、こんな話を若い葬儀関係者が耳にしたら
「こんなプロ達の存在がある」と理解し、明日から間違いなく意識改革につながっただろうと想像する。

今日の写真は修学旅行生達の荷物。先に運ばれてホテルのロビーに置かれていたものだが、9クラスもあるとこんな状態になるのだろう。
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