2015-09-28

BS番組を観ながら  NO 4325

新聞の広告に旅行の企画が多いし、テレビでも旅番組が目立って増えている。BSで若い女性が全国の「野天風呂巡り」をしている番組があるが、よくぞこんな山の中にということも多いのでびっくりする。

彼女の背負うバッグに入っている必需品の中に熊除けの鈴や撃退スプレーまであるので驚くが、気になっているのは彼女のトーク。「したいと思います」というような「思います」が多く、誰か番組関係者がアドバイスをしてやったらと伝えたくなる。

番組としては他にはない企画構成テーマなのでもったいないと思うし、これからも続いて欲しいと願っているので書いておく。

温泉の番組と言えば「清水国昭さん」が女性の写真家とあちこちへ出掛けられるのも面白く、これもBSの番組だが楽しみに観ている。

「清水国昭さん」とは東京のテレビ局の生放送で何度かご一緒したこともあるので懐かしいが、私より3歳ほど若い筈だがアウトドア生活の日常からか随分と若い感じがするので羨ましい。

105歳で陸上競技の100メートルに挑戦されていた凄い人物が紹介されていたが、105歳までこの世に在住すると仮定したら37年後なので絶対に考えられないこと。徐々に体力低下やあちこちに問題兆候を感じ始めた最近で、「生きたい」はないが「会いたい」「見たい」「行きたい」「食べたい」の「たい」という欲望だけは忘れないように考えている。

「寝たきり」になってしまって天井を見ながら「逝きたい」と思ったらお終いだが、私の場合は何度も入院体験があり、その中で2度の大病は想像を絶する体験で、奇跡的にこの世に存命して歩くことの幸運に心から手を合わせ、付録の人生を「生かされている」と考えなければならない。

女優の「川島なおみさん」がご逝去された。まだまだ若くて惜しまれてならないが、彼女の命を奪った「ガン」という病気がどうにかならないのだろうかと思ってしまう。

ある医学界の先生が次のようなことを言われていたことが印象に残っている。

「老衰は身体の全てが同じように弱って命を終えるので苦痛を伴いませんが、ガンはほんの一部が身体全体の命を蝕むことになるので苦痛を伴うのです」

仏教を開かれたお釈迦様が「四苦八苦」を説かれ、この世に生を享けた人間の宿命として「生老病死」を理解しなければならないのは寂しいことだが、その現実を避けることが出来ないのだから悟ることから遡って見つめ直すことも重要なことだろう。

私の月間の愛読書は「大法輪」と「PHP」だが、毎月書店のご主人がポストに配達くださっているので有り難いことだ。もう愛読してから40年になるだろう「大法輪」だが、仏教関係者だけではない一般の方達にも愛読者が多いそうである。

この「独り言」をはじめとしてコラムやブログを発信する中で目が不自由になって困っているが、読書にも天眼鏡が不可欠となった現在に寂しい思いを抱いている。

「幸せ列車」の中で7月7日から始めた「フィクション 女将シリーズ」もいよいよ大変になった。その号で完結する短編小説なので、前にも書いたように主人公となる女将の名前を考えるのに苦労しているからだ。もう80本以上になるので80人の女将が登場したことになる。まずは100人までは続けようと思っているが、もっと続けて欲しいとメールをくださった方もおられるので有り難いことだ。

日々の散歩の中でストーリーと女将の名前を考えるようにしているが、数日前に発信する号で何か気になったので遡って確認したら。同じ名前の女将が登場していたことを知って名前を変更した出来事もあった。

今日の写真は過去に出演したテレビ番組で「清水国明さん」とご一緒した1枚から。右端が私で左へ順に「清水国明さん」「森本毅郎さん」「渡辺友子さん」である。
テレビ番組から
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