2015-09-18

大丈夫かな?  NO 4315

野菜のネタ お寿司チリ地震の余波が大事でなくて幸いだった。ずっとテレビの画面に日本列島の地図と注意報が出ていたが、やっと夕方に解除されてホッとした人達が多かっただろう。

さて、安保法案が可決される道に至ってしまった。全国的にデモ運動が活発になっているが、圧倒的な数の理論で進んでしまったのはその選挙結果になった我々国民である。

賛成や反対の前に国民を納得させる説得はなかったことは確か。シルバーウイークに突入して、もしも国際的な問題が生じたらという大義名分で押し切ったようにも見えるが、言葉というものを与えられた人間社会にあって、国会の中で論議が進まないとはおかしな光景である。

随分昔のことだが、何かの本にアメリカで実際に起きた出来事を問題解説していた指摘を読んだことが印象に残っている。ある川の上流に自治体が雇用や税収アップで化学工場を誘致することが決まり、一人の医師が猛反対を唱えていたが、反対のパーセンテージは1%にも満たず、賛成多数で建設されることになった。

それから十数年が経過し頃、下流で生活をしていた人達に異変が発生、上水道や川の魚を食べた蓄積による深刻な体調異変で、医師が指摘していたことが現実になってしまったのである。 

民主主義が過半数で物事を決定することが当たり前のように思われているが、こんなケースもあることを知っておきたいものである。

先月頃から国会議事堂周辺でデモが続いており、10万人の人達が集まった時に我が大阪市長は日本の国民の数からするとたった10万人ですから影響しませんというような発言をしていたが、彼もどちらかと言えば安倍総理と似通った考え方で共通しているみたいで、突っ走るという背景に秘められた危険を指摘する人も少なくない。

11月に大阪市長と大阪府知事のW選挙が行われるが、市長選には自民党の柳本氏の出馬予定が流れているし、知事選には前大阪市長だった平松氏の出馬も噂されている。

松井大阪府知事がもう一度「都構想」をテーマにという発言をしていたが、大金を費やして住民投票をしたのは無意味だったことになるのだろうか。

大阪というところは選挙で芸人の人達を応援する空気があるようで、東京や京都の人達から笑われているが、昔の大阪府知事みたいなことだけはないことを願いたい。

前にも書いたが、市長選に「辛坊治郎氏」や「たむけん氏」の名前が出て来るのでびっくりする。誰にも立候補する権利はあるが、人を「笑わせる」芸人が「笑われる」ことだけはしないようにと思ってしまう。

今日の写真は昨秋に佐賀県の武雄温泉に行った際に立ち寄った料亭で出て来たお寿司。玉子以外は全て野菜がネタだったのでびっくりだった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net