2017-06-08

文化の魅力  NO 6984

入る予定の大浴場今春に観たテレビ番組で俳優の「船越英一郎さん」が京都の極みを紹介する企画があった。興味深く観ていると有名な禅宗のお寺が登場、境内を案内される僧の方を見てびっくり。この方が導師を務められる葬儀の司会を何十回と体験していたからだった。

このお寺の境内の一角に墓地があるが、そこに私の友人がお骨が収められているので彼のことを思い出すことにもなった。

先週、俳優の「樹木希林さん」が京都を採り上げられた番組があったが、そこで同じ禅宗の寺院が紹介され、案内担当されていた僧も同じ方で懐かしく感じた。

随分と体格がよくなった風格にびっくりしたが、如何にも禅宗らしいお寺さんだったことが印象に残っている。

最近、京都を採り上げる番組が多いようだ。数日前にも「一見げん」お断りのお茶屋さんが紹介されていた。舞子さんや芸子さんとのひとときを過ごす京都独特の文化だが、何度か体験したことがあるので懐かしいが、友人から「是非体験させてくれ」と頼まれたことが印象に残っている。

彼は十数年前に急病で亡くなってしまったが、京都での体験を有難うと喜んでいたが、その時に同行していたもう一人の友人も今春に亡くなってしまい、お通夜へ参列した際に「京都での体験を喜んでいましたよ」とお母さんから聞かされてその時の光景を懐かしく思い出していた。

かなり高額な費用を要したが、全てを友人が負担して私は紹介の手続きをしただけで、それこそ「お相伴に与った」ということになるが、京都の情緒とは特別なものである。

10年以上前のことだが、腹部の大手術を受けた後、全身麻酔の後遺症みたいな左上腕部から肩に激痛が走る問題が発生、数か所の病院や整骨院を受診しても改善せず、一人の友人から薦められた「タオ指圧」を受けることになって京阪三条駅近くに通うことがあった。

強く押すという指圧でもなく、不思議な至福のひとときとなって3回目に行った時に全快した。「経絡」を中心として治療する療法だそうだが、その後も体調を崩すと通い、いつも楽になって帰阪していたところから、私の紹介から治療を受けた人達も少なくなかった。

このタオ指圧に関して忘れられない出来事がある。大病を患ってリハビリ病院に入院時に療法士に話し、友人に端んで関係資料を入手して貰いプレゼントをしたら、真剣に学ばれて療法士としての技術が急激に進化して驚く結果があったことであるが、彼の技術は多くの患者さん達を楽にしているだろうと想像する。

今年の正月に発症した病状の後遺症から左胸部から肩への神経痛に苦しんでいるが、最も最適な治療方法が温泉で温めるということで、有馬温泉の湯の効能が高いと知り、今月と来月に何度か利用したホテルへ予約を入れた。

露天風呂付客室があっても「温泉ではありません」と明記されていたら意味がない。そこで何度も大浴場を利用するつもりでエレベーターの近い部屋が歓迎と伝えておいた。

北海道の洞爺湖にあるホテルの予約をを北海道の友人に頼んだら、エレベーターホールの前の部屋にしてくれていてその配慮に感謝した思い出があるが、そのホテルの予想もしなかったヒューマンエラーからまた1年後に利用したことを思い出した今日だった。

今日の写真は利用する予定の大浴場を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net