2003-11-08

高知のマドンナ    NO 599

マドンナという言葉の意味は、美しい婦人だが、宗教的には「聖母マリア」となるそうだ。

 この言葉が有名になったのは、誰もが知る夏目漱石の「坊ちゃん」。その舞台は、愛媛県の松山中学だった。

 弊社が加盟する日本トータライフ協会には、マドンナと呼ばれる女性が数人いるが、その中のひとりが高知県「おかざき葬儀社」の「岡崎 道さん」。メンバーたちが「四国のマドンナ」と称している。

 彼女は、葬祭サービスに関する様々な「ソフト」を有されるが、それを惜しまれることもなく、「みんなで共有しましょう」とメンバーたちに分け与えてくれているし、協会の研修会のテーマである「みんなが先生、みんなが生徒」という言葉の命名者でもある。

 デジカメからの写真編集やビデオ編集はプロの域。ビデオの専門会社の社長が教えを乞った事実もあるが、そんな彼女の睡眠時間は、平均して1日4時間。後の20時間の大半をお客様のために費やされている。

 ある時、彼女がお客様から頂戴したお手紙を拝見したことがあるが、その中の特徴的なこととして、次の一文が印象に残っている。

  「身内の不幸でお世話になり、今回ほど葬儀社さんがどれほど大変で大切な仕事であるかを実感したことはありません。故人の思い出のコーナーやビデオの放 映、それらは、今まで体験した葬儀とは全く異なるレベルでした。あなたは凄い方です。これからも不幸を迎えた方々のために、いつまでもお元気でお過ごしく ださい」

 彼女は、そんな内容のお手紙を多く頂戴しているが、それらは、我々葬祭業が究極のプロのサービス業であるアピールにつながり、業界の文化向上に大きな貢献をされているように思っている。

 弊社のスタッフたちも彼女の影響を大きく受けており、日々研鑽に努めているが、半年も経てば、また別世界に進んでしまっているから驚き。

  数日前、全国の葬祭業者に商品を納入しているセールスマンが来社した。いつも情報収集のために時間を費やすことにしているが、「勉強になるような業者さん は?」と尋ねると、四国のことならいつも彼女の話題ばかり。彼女のホスピタリティあふれる感性は、弊社スタッフや全国のメンバーたちに高く評価されている が、我が協会の「至宝」でもあることを明言申し上げる。

 そんな彼女だが、HPで発信を続けていた「ほっと ひといき」が大変のよう。「一生に一回のことだから」と、仕事の手抜きが出来ないご性格は、深夜作業で睡眠時間を減らしており、何より健康を案じている。

 彼女が葬儀を担当される高知市の方々は幸運と言えるだろう。ご不幸の中、きっと不幸でない「ひととき」がプレゼントされる筈。それが、彼女の「ほっと ひといき」なのかも知れない。

 そんな彼女の感性に触れたいお方様、どうぞ、「ほっと ひといき」をご訪問ください。

 高知市 おかざき葬儀社 「ほっと一息」
http://www.joho-kochi.or.jp/okazaki/hottohitoiki/hottohitoiki.html
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