2004-07-26

メモリアルボードから   NO 863

スタッフから「会ってください」と言われた男女の来客を迎えた。

隠れ家で1時間半ほど過ごしていただいたが、提案された商品について付加価値をアドバイスし、新しいサービスシステムを構築してくださいと見送ったが、感性のあるお二人、きっと素晴らしい発想をされると期待している。

 続いて「お通夜に出てください」とミス・ホスピタリティに言われる。彼女が担当のお客様、3年前にも担当していた。

 故人は「囲碁」に深いつながりのあるお方。今月は不思議なことに囲碁に関係する方が多い。メモリアルボードや追憶ビデオの制作作業を覗いてみると、囲碁の対局の写真も入っている。

 一方に<?>というパネルがあった。興味を抱いて訊ねてみると、それは、奥様が開設されているHPから抜粋したもの。故人がお好きだったジグソーパズル3枚が画像処理されていた。

 手渡された人生取材プリント、そこにはご夫婦愛の絆がいっぱいしたためられてある。これでナレーションを創作すれば1時間バージョンが可能なぐらい。5分にまとめることは至難の業だが、その一部をメモリアルボードの写真の文字で表記することを命じた。

 ご当家資料の中に2本のカセットテープもある。裏面を見たら古い時代の歌がたくさん収録されてあるようだ。「これ、故人がカラオケで歌われた録音だそうです」ということから選曲を考え、レクイエム編曲バージョンとの合作を講じることに。

 そんな作業中に電話が入る。相手さんはテレビ局で取材の申し込み。弊社のオリジナルサービスを来月に放送したいとのこと。しかし、興味本位ならお断りするのがこれまでの姿勢。どんな要望なのかを確認するために来社を願い数日後の約束をした。

 ただ、その番組のメイン出演者は何度かテレビでご一緒した方。それだけに断り難い事情もあって悩みの種。

 目の調子が相変わらずおかしい。2種類の点眼薬の他に軟膏タイプも貰っている。目に「軟膏」を塗るのは大変だ。それこそ「難航」という苦労があるが、それが最も効力がと教えられたので実行している。

 夕方、症状がひどくなって眼科に走る。待合室は超満員。診察まで40分ほどの時間を要す。

 「不思議なケースですね?」と先生。角膜を保護するためにコンタクトの選択もと言われてゾッとして、今晩は寝る前に軟膏をと覚悟した。

 帰宅してから上述のHPを訪問した。パソコンを学ばれ独自で開設されたHP、そこにはフラッシュバージョンから掲示板まで存在していた。

 後日に慰めの書き込みをと考えているが、取り急ぎ明日のナレーションを創作しよう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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