2006-11-30

強風の中を  NO 1703


 午後から急を要する予想外の問題が入り、その対応に追われることに。

 落ち着いてから関西空港まで行かなければならず、会社に寄って車に乗ってエンジンを掛けたらガソリン・メーターがガス欠寸前。

<やばい!>と思いながら1キロ離れた会社指定のガソリンスタンドで給油。満タンにした結果「2リットル」しか残量がなかったという事実が判明し、何とか辿り着けて安堵した。

 湾岸線を走行していると電光掲示板が事故をを知らせている。「三宝から南港 事故3キロ渋滞」とある。最後尾は南港のフェリー乗り場付近、渋滞に巻き込まれながら20分ほど走行したら先頭は浜寺の手前の大浜付近、そこからやっと流れ出した。

 泉佐野のりんくうタウンから関空大橋に入ると風が強くて車が流される。制限速度80キロだが、バスもトラックも20キロぐらいはスピードを落としており、私も70キロぐらいで走行した。

 中国道や山陽道と違って関空大橋の強風は恐ろしい。ちょっと風が強くなればJRと南海の電車が不通となるのは当たり前。この橋の走行が怖くて大嫌いな私である。

 駐車場も近くて便利な場所が満車。お陰で遠く離れた場所に停め、冷え込む陸橋を渡って空港内へ入った。

 あちこちにクリスマスの飾り付けがされており、大きなツリーに綺麗な電飾が輝いていた。そんな中、目に留まったのが「シャープのテレビ」のデモンストレーション、「亀山タイプ」と書かれた63インチの薄型だったが、その画面の美しさには驚いた。

  ここで脱線するが、今日の朝刊に団塊世代向けの音響機器の製造販売が話題になっていた。現在「ケンウッド」というブランドだが、昔に「トリオ」と称されて 人気のあったステレオシステムを販売するそうだし、三菱電機では「ダイヤトーン」ブランドのスピーカー2本で200万円という代物を販売されるという。

 一方で、真空管を使用した機器に人気があり、そのあたたかい独特の音を再現しようという試みもされるというので楽しみである。

 レコードをいっぱい持っている人達も多いが、レコードプレーヤーを持っていない人達が増えたそうで、それこそ「宝の持ち腐れ」ではないか。傷の入ったレコードの音も懐かしい世界。私も時折にレコードを引っ張り出しては聴いている。

 そうそう、関西空港行きだが、往路は湾岸線で1200円。復路は阪和道経由で1950円、それに橋の通行料が1500円だったが、何か<?>を感じる料金設定である。

 空港が出来た当時の高額な通行料が話題になったが、りんくうタウンにそびえる250メートルの高さを誇るゲートタワービルを見ながら、何か無駄な感じを抱いた道中だった。
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