2006-11-17

疲れて帰阪  NO 1690


 奈良、滋賀、三重県と出張し、夕方に大阪に戻って来たが、名阪国道往復のあちこちで遭遇した工事渋滞には閉口、スケジュール変更を余儀なくされた。

 帰阪してから夜に友人の割烹で食事の約束をしていた人物があった。ある仕事の世界で匠という技術を持たれ、かなり手広く仕事をされている方だが、「こんな味を感じるお酒を飲んだのは久し振りのこと」と、急に涙を流されたので驚いた。

 60歳を過ぎられており、決して「泣き上戸」ではない。そこに居た人達が、それぞれのオヤジの思い出を語る中でそうなった出来事。涙の透明な色には「郷愁」と「絆」という思いが輝いていたいたような気がする。

 最近、何処へ行くのにも車に乗せて貰っている。ハンドルを握ると左腕に重さを感じる負担があり、どうしても辛い状態になるから。助手席で最新型のナビを見ることに興味を感じているのだが、車の性能の著しい向上には目を見張るばかりである。

 中国製自動車の故障率の信じられない数値のニュースを読んで<さもありなん>という思いを抱いたが、日本の最高級車の車内はまるで走る応接室のような感じがする。

 静寂性、安定性、乗り心地の良いのは勿論だが、オーディオ機器の音質の良さにも驚き。この10年間で画期的に進化したと実感している。

 友人が外国車のオープンカーをセカンドカーとして乗っているが、それに同乗させて貰った友人達の話を総合すると「二度と乗りたくない」で「話の種」のクリアが出来ればとなっている。

 薄い天井からエアコンの効力が弱くて暑い寒いもあるし、雨の走行時にはどうしても何処からか雨水が入ってくるそうだ。

「あ れは、秋と春限定で、好天に恵まれたドライブ日和専用の車だ」という仲間達の感想が僻みにも聞こえるが、エンジン音を聞きながら走行するのが好きな人意外 には問題がありそうだし、女性の意見からは「排気ガスで黒くなるの。お化粧が大変!」という抵抗感も訴えられていた。

 近々、著名な名門ゴルフ場の支配人と会う予定が入っているが、往復と現地滞在時間を計算すると5時間ぐらいになり、誰かに運転をして欲しいと願っている。

 腰痛がなければラウンドしてみたい思いはあるが、温かかった11月も例年のように冷えてきたみたいで、悪化しないことが第一と、残念な思いで断念せざるを得ないよう。

 ブログを順に訪問したら、塾生のお婆ちゃんがご逝去され、その葬儀のことが書かれていた。西に向かって手を合わせ、また一段と「悲しみのプロ」に近づける貴重な体験をしただろうと思っている。

「辛い思いをしただけ他人にやさしくなれる」のは事実、協会のメンバーや塾生達はそのことを身をもって学んでいる。それらは彼らのHPやブログからも感じられるだろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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