2017-05-29

思い出したこと  NO 6976

しまなみ海道 地図今日は昭和の偉大な歌手だった「美空ひばり」さんの生誕80年だった。偉大な作曲家だった「船村徹」さんも亡くなられたが、随分昔に彼女の耳の天才的な敏感性についての秘話を紹介されていたことが印象に残っている。

それは録音スタジオでの出来事。ミキサー室でプロ達がスタンバイして彼女の歌を録音する中で、彼女が途中で歌うのを止めてやり直しとなった。

改めてスタートしたら同じところでストップされてしまい、「今日は無理です」ということになったそうだ。

気になったのはミキサー室の人達だった。「あの美空ひばりさんが同じところで止められたのだから何かある」と原因を調べてみようとなった。収録されていたオーケストラの音源を何度も聴いて確認しても判明せず、誰かの意見から音の検査研究所で調べて貰うことに進んだ。

そして判明したことに誰もが驚いた。人間の耳では不可能と言われるようなノイズが収録されてしまっており、それはドアノブを微かに回すような音であることが分かった。

誰もが「美空ひばりさんの耳は普通じゃない!」と感嘆することになったが、そんな逸話がいくつもある偉大な天才歌手だったと思う。

テレビのCMで流れている音楽にびっくりした。「午後の紅茶」のCMだが、使用されていた音楽はアニメの「一休さん」はテーマ音楽だった。

JTのCMにもびっくり。「日本の文化」をテーマにして「水引細工」を採り上げていたからだ。水引細工と言えば前号で採り上げた函館の「清雅舎」の専門分野だが、北海道新幹線を利用してみたいと思っている。

前号で触れたのは函館と広島だったが、尾道で「お好み焼き」を食べてからバスで「しまなみ海道」を経て松山兵入り、道後音の湯にもう一度なんて思いもある。

今日の夕食は友人のグルメ夫妻から誘いがあって何度か行ったことのある割烹へ行った、店舗の入り口まで行くと玄関前に一匹の猫がいる。いつも数匹を見掛けるが、店内に置かれたダンボール箱の中にも一匹の猫が寝ていた。

日本だけではなく世界的に猫ブームみたいであるが、「猫をかぶっている」という人物には遭遇したくないものだ。

昨日に決勝ラウンドが行われていた女子プロのトーナメント会場のオークモントゴルフ場は、私がかつて入会していたゴルフ場の前を通って15分ぐらいの所にあった。世界的に知られるプロゴルファーの設計によるコースで、オープンした時はかなり話題を呼んだことを憶えている。

このオークモントで忘れられない出来事があった。20人ぐらいのコンペが終わって会食時のこと。乾杯をすることになってグラスを交わしたら、真向かいに座っていた人物が突然テーブルに頭をぶつけられるように倒れたのだ。

「尋常じゃない!」と思った私はすぐにフロントへ行って救急車の手配を頼んだ。その時に私の名前を呼んで声を掛けて来たのが私の友人仲間。偶然に来られていたみたいで久し振りの最下位だったが、事情を話したら驚かれていた。

救急車は天理市内からやって来ると知ったが、30分以上を要すると思ったので祈る心情だったが、倒れられたご本人は過去に脳梗塞で入院されていたこともあり、事情を知る親しい人物が寄り添っていた。

やがて到着した救急車だが、その人物が同乗して行ったが、名阪国道に出るまでの道はそれこそ九十九折で、病院に到着した時にはその人物も入院したかったと後日談を聞いた。

発症からの時間が安全圏内だったので幸いに後遺症がなく、その後も何度かラウンドしたことがあるので体験談を聞いていたが、その数年後に私自身がその大病を患うとは想像もしなかったことだった。

今日の写真は「しまなみ海道」を。
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