2020-01-01

有り難う  NO 8670

雲仙「宮崎旅館」の寝具メッセージ前号で触れた熊本の友人夫妻から年賀状が届いた。昨年の8月に右肺、9月に左肺を手術しましたが、現在は元気で毎日美味しくビールを飲んでいますと書かれていたので安堵した。

まさか私の妻が入院をしているなんて想像もされないだろうが、ゴルフとビールをこよなく愛するご夫婦には私の妻は元気はつらつしか見ていなかったと思う。

平山温泉の行く度に熊本駅まで行き、食事を共にして来たが、また4人でそんなひとときを過ごせることを願っている。

朝から病院へ行き、昼食の場所がないかと桃谷商店街をウロウロしたが、元日なので営業されている飲食店もなく、昼過ぎに自宅に戻ってから軽めの食事を済ませ、夕方にもう一度病院へ行った。

前日に見舞いに来てくださった方々の記憶もないのでびっくりだが、「躁」を抑える「薬」が強すぎているみたいで、完全な「鬱状態」に陥っている。

2回目に行った際には高熱を下げるために解熱剤の点滴を受けていたが、37度台になったので少し安心をした。

来室された看護師さんと昔話の悪口を言っていたら、気付いたみたいでびっくりしたが、「悪口なら反応されるのですね」と驚かれていた。

私の名前を呼んでも次の言葉が出て来ないのでイライラする。意思疎通が不可能な状態は最悪で、どうも免疫力も低下しているようだ。

大晦日に「一人おせち」を届けてくれた方がいた。丁寧に包装された「三段重ねの重箱」で、ミカンやイチゴの他に私の大好物の「お餅まで入れてくれていた。

「寂しさの極みに堪えて天地(あめつち)に寄する命をつくづく思う」という歌を思い出しながら、人の世の優しい人情に接して美味しくいただいた。

この歌は、確か「野菊の墓」で知られる作家「伊藤左千夫」さんがが詠まれた記憶しているが、こんなに寂しく新年を迎えたのは初めてである。

年末に買って来たバスクリンの温泉の素を入れて入浴した。もしも転倒したら大変と、洗濯機の上に携帯電話を置いたが、転倒しなかったは幸いだった。

12月の中旬、コーヒータイムを過ごした友人が「付き合え」と言って宝くじを買いに行ったので、序でに当たらないと思いながら「ミニ」を30枚9000円分買った。

大晦日が抽選日だったので調べたら、その内の一枚が「下3桁」が合致、1万円が当選していた。他にも下2桁で3000円が一枚と、300円が3枚当選していたので4900円の利益が出た。

友人は300円が5枚当たっていたと言っていたが、私は「くじ運」や「悪運」が強いのだろうか。1万円の当選には友人も驚いていた。

昨日熊本から見舞いに来てくれた夫婦が、帰路の新幹線に遅れが出ていたようだ。博多行きの「のぞみ」が広島駅でパンタグラフにビニールのような物が巻き付いており、上下線の送電を止めて40分間の遅れが出たとニュースにあった。

目が不自由だし指先にも問題があって年賀状を出していないが、くださった皆様に伏して「有り難うございます」と手を合わす。

今年がよいお年になるように祈念申上げます。そして我々夫婦は、今年も北海道旅行が叶いますようにと祈っています。

今日の写真は昨年の5月に利用した雲仙「宮崎旅館」の寝具に添えられていたメッセージを。
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