2013-08-22

薬のこと  NO 3375


 朝から過日に入院していた病院に行った。玄関を入ったところに診察券を投入すると受付番号をプリントしたシートが下から出て来るが、それを持って診察を受ける窓口へ提出した。

  テレビ画面のようなパネルに受付番号が出て来るまで只管待つことになるが、驚いたことは番号が出た人の名前が呼ばれても何処かへ行かれた人の多いこと。3 つの診察室で3名の医師が担当されているが、部屋付きの看護師さんが出たり入ったりして行方不明の患者さんの名前を繰り返して呼んでいた。

 お蔭で二人分くらい早く受診することとなったが、女性の先生とのやりとりに不安を感じるような発言をしたら、「やっぱり薬を処方しておきましょう」と2種類の薬が書き込まれた処方箋のプリントを貰った。

 次回は月曜日に再診となるが、先生がパソコン操作で予約を入れてくださった。

 会計を済ませてから病院の前にある薬局に立ち寄り薬を貰ったが、「お薬手帳」という小冊子に処方された薬のデーターが貼られ、「今後は服用されている薬をいただかれる際は、この手帳に情報を入れられたらいざという場合に役立ちますよ」とアドバイスを受けた。

 タクシーで自宅に戻り、昨夜の報告を兼ねて医院へ行き、いただいて来た薬の情報を確認して貰ったら、訝しいご表情で「ちょっと病院へ電話で確認する」と仰って担当された
先生に電話をされた。

 それは、退院時に処方された22日間分の薬に同じ効能のあるものが存在し、横の情報が伝えられていたらこんなことは考えられないと進展し、やがて今日処方された薬剤の1種を服用しないことになった。

我が家に山ほど薬がある。もしも記憶障害でもあれば大変だと思いながら朝食時と夕食時の薬を仕分けする。

 昨日の号でまた救急外来に行ったと書いたところからメールや電話で「何処が悪いの?」と心配くださった方が多くて恐縮したが、症状が少し楽になったのでホッとしている。

 知人のご家族のお通夜が行われているが、そんな事情で妻に代行して貰った。

  薬を並べて確認してから服用するが、それには感慨深い思い出がある。大病を患った際に嚥下障害が生じ、粉末の薬しか服用出来ずに苦労したからで、リハビリ の結果で粒状の薬だけではなく食事も問題なく出来るようになったからで、病気の総合商社みたいと言われる中、薬に対する情報はネットで徹底的に把握するよ うに心掛けている。

昔は「医師から貰う薬」というような専門書があったと記憶しているが、それがネットに山ほど情報があるのだから便利である。

  そうそう薬局の待合室に座っていると薬剤師さんがやって来て、「同じ効能のジェネリック薬がありますが、どういたしましょうか?」と聞かれたが、処方通り でよいですからと返してそれ以上は進まなかったが、貰った説明書には変更していたら2種類で「53円70銭」の負担減と記載されていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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