2004-07-12
選 挙 NO 847
参議院選挙の投票日、どのテレビ局でも結果速報を伝えている。
思わぬ人が落選し、思わぬ人が当選しており、ここが選挙の不可思議なところ。
さて、私の知人が当選した。彼に会った時に話したことが実行されたかどうかに興味を抱いている。
これは、選挙の行われる度に「独り言」で書いてきたこと。選挙事務所内の中継で大嫌いなことが二つあるということ。
ダルマに目を入れるような低次元なパフォーマンスと、当選した際の万歳の姿。これほど嫌な光景はないと言うのが私の思い。
ダルマを用いるなら当選時に隻眼を塗り、公約を果たす仕事が出来たら両眼だったら許せるが、選挙前に片方を入れ、当選時に両眼は止めて欲しいと願っている。
彼は、その話を「面白い」と共感してくれていたが、選挙参謀の「恒例」という言葉や支持者の要望で万歳を余儀なくされたかも知れず、それについて電話で確かめてみようと思っている。
彼も「独り言」を訪問してくれており「書いてくれよ」という冗談?を言ったこともあったが、議員としての立派な仕事をしてくれたら書きたいと考えている。
過去に書いたことがあるが、ある著名な議員に立候補を頼まれたことがあった。後援会の幹部も数人来られ5時間ぐらい説得されたが、自分が選挙に出るなんて発想は微塵ともなかったのでお断りをした。
ただ、私には総合プロデューサーという特技があるのは事実。選挙対策メンバーとなったらプロのパワーを発揮できると自負している。
葬祭業は、アメリカではアンダーテーカーという言葉でも表現されるように、縁の下の力持ちのような存在と言えるだろう。司会をすれば本番で目立ってしまうのは仕方がないが、本番までは黒子に徹し「支える」立場だと理解したいものである。
選挙戦、その黒子となって知恵を絞るのは面白い。だが、この世界だけは絶対前に出たくないのが本音。演説のシナリオ創りや演出ならお任せを。
彼の当選、私の描いた演説シナリオが、きっと何票かにつながったことと信じている。
何れ国会で質問の機会がある筈の彼。その時の言葉テクニックをアドバイスしてやりたいとも思っている。