2007-12-13
風邪流行の兆し NO 2062
朝から風邪気味でグスグス、初期症状で抑えようと医院に飛び込んで薬を処方していただいたが、患者さんがいっぱいでイライラ。何とか仕事にギリギリの時間となって血圧が上がったみたいだった。
これまでの受診体験や手術入院から学んだことだが、言葉といういうものは「いつでも、どこでも」重要で欠かせない伝達手段。患者と「医師」の関係にあって、そこに生まれる「意思」の疎通が大切だ。
如何に短い言葉で自身の症状をご理解いただけるか、なんて思いを心にしながら診察室に飛び込み適切な治療を受けたいと願っているが、時には素人判断が大きな誤りになることもあるので慎重にありたいもの。
「医院に行くのが趣味?」と妻から言われている私だが、オシャベリの仕事で風邪は最悪。微熱でも出てきたら想像力や活動力が間違いなく低下し、原稿の内容とオシャベリそのものダウンは、一回限りという儀式にあって故人に申し訳ないことになる。
担当申し上げた故人は、97歳の男性。帽子姿のオシャレなご遺影が印象的だったが、丁度二ヶ月前にご伴侶の葬儀が行われ満中陰を済まされたところで、夫婦のご命日が同じということになられた。
ご導師を務められた方は音楽に造詣深い方。過去に音楽家であられる奥様との連弾を幸運にも拝聴したこともあったが、そんなところから読経も音楽的感性からか独特の雰囲気が生まれ、参列された方々からも「普通じゃない!」というお言葉を耳にする。
如何にも禅宗らしいご作法に式場空間がビシッと決まる。それだけでも自然に「神変」というイメージが醸し出されるのだが、引導の「喝!」の迫力は凄い世界。葬儀の司会者をされる人達には一度は体感いただきたいと思っている。
九州からの来客、今夜は東京へ向かわれるということから食事を共にすることは出来なかったが、業界の九州全域集会で「講師を」と、春に開催される講演の依頼を受けた。
会場となるホテルは何度か行ったことのあるところ。いよいよ体調管理に気をつけようと意識することになったのだが、夕方から風邪の症状が現実化。明日の予定が頭を過ぎり、また真向かいの医院に飛び込んで点滴を受けてきた。
一般的に針を刺す部分に血管がうまく出ず、痛みを訴えたところから場所変更に。腕時計を外した部分に刺されたので結構痛かった。
血管が表面に出難いのは、体重増加で腕が太くなっていることもあるようで、減量は当面の不可欠な課題となっている。
明日は車で遠方へ出掛けるが、安全運転を心掛けよう。人生とは「被害者になるな!加害者になるな!」だ。忘年会のシーズン、酒気帯び運転は絶対にされないようにと願っています。