2020-12-14

震える冷え込み  NO 8669

朝から介護保険の調査員が来たが、その事務的な対処に閉口し、友人も「税務署よりも酷い」なんて言っていた。

行政から依頼を受けて調査員になっているのだろうが、人間としての血液が流れていないような冷たさを感じ多くの高齢者が怒りを覚えていると想像した。

我が国の総理が「ガースー」と初Gンして笑顔を見せた行動に批判が集まっているが、橋下氏の「素人が笑わせ用としたら駄目」という指摘が正論みたいで、笑わせようとして笑われたら最悪で究極の「KY」と伝えたい。

コロナの蔓延が世界中で起きているが、死亡者が多いのはアメリカで30万人を超えているそうでびっくりである。 

我が国も重症者が増加傾向にあるが、コロナで死を迎えたら家族との接触も不可能で、「志村けんさん」のように「お骨」になって帰宅することになるのだから悲劇である。

オリンピックの開催時期にどれほどの死者が出るか心配だが、葬儀に携わる立場の人達は、その時の対応もシミュレーションをしておく必要があるだろう。

十数年前に「慈曲葬」を発表した際、シンデレラと命名した棺が話題となり、新聞の一面にカラー記事として掲載された。

上部がアクリル板になっており、それで外からお別れが可能というタイプだったが、あれを進化させたら歓迎されると確信している。

銀行に行ってから妻の入院している病院へ行った。入院費用の請求書を持参して支払いに言ったのだが、保険証の確認も必要だったので持参していた。

昼時の大阪環状線に多くの乗客がおり、窓が少し開いている付近に居るようにしていた。天王寺駅の9番ホームは降車専用だが、果実に書いたカレーショップがここにあり、今日は珍しく私だけしか入っていなかった。

昨日に写真を届けに病院へ行った際、看護師さんと話しているとエレベーターからリハビリの先生と一緒に妻が現われびっくり。「なにしているの?」と聞かれたので「帰るところ」と答えたら、「私も一緒に帰るから」と言われてびっくり。何故入院しているかも理解していないみたいで、救急車で警察病院へ搬送され、先月の26日にリハビリのために転院したことを説明すると、「あなたが押し倒した」なんて言われたので衝撃を受けた。

自宅で死にたいと言うのが口癖だった妻だが、「私よりも先に逝かないでね」と常々言われており、私が先に送られると思っていたが、我が家に戻って日常生活は無理なようで、昨年の年末を思い出しながら厳しい冷え込みの中、友人の割烹でいつもの温まる雑炊を作って貰った。

午後8時頃、インターホンが鳴って宅配便が届いた。熊本県の友人からで、柳川若松屋の鰻楼理が入っていた。いつも平山温泉に行っていた友人だが、コロナ問題から昨年から行けず、妻の今回の入院からいよいよ行けなくなってきた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net