少し体調が優れず、夕方に医院へ行ったら２週間毎に受けている処置を１週間毎に変更することになった。５年前に初めて受けた当時は４週間毎だったが、その後に３週間毎になり２年前頃から２週間毎になっていた。

この世に「生かされる」ためにはこの処置を受けなければならないが、痛みを伴うので苦痛となっている。

郵便物の中に「有馬グランドホテル」からの案内状があった。「ノスタルジックな温泉街や丹波の山並み・・・・有馬の春を愛でながら、由緒ある名湯でのんびり、ゆったり。ご家族で、友人同士でお過ごし下さい」と書かれ、期間限定の特別割引きプランが紹介されていた。

コロナ問題がなければ直ぐに予約電話を入れていただろうが、現在の社会環境では無理なようで、政府から大阪と兵庫県の往来を出来るだけ避けるようにという報道もあり、新快速で移動するのはどうなるのだろうかと気に掛かる。

「有馬グランドホテル」のコロナ対策措置も明記されていた。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにご理解とご協力をお願いします。

１）全従業員（お客様と直接接する）のマスク着用を義務付けております。
２）全従業員とお取引業者のホテル入館時に於ける手洗い、アルコール消毒、うがいの励行、体温チェック、健康自己チェックも記録と申告の実施しております。
３）エレベーターボタン、エスカレーターの手摺り等、お客様が多く触れられると考えられる箇所の消毒処理を実施しております。
４）朝食バイキング会場入場時のアルコール消毒、料理の器、トング等の定期交換を実施しております。
５）売店での試食を中止しております。
６）全客室に加湿器を設置しております。

併せまして、お客様には入館時と朝食会場入り口でのアルコール消毒、万一健康状態に異常が感じられた際の早急な申告をお願い致しております。ご不便をお掛けすることもあろうかと存じますが、何とぞご理解のうえよろしくご協力ください。

　　尚、４月３０日までのご宿泊のと利消しにつきまして、発熱によるお取り消しに限り、宿泊日の２日前までにご連絡をいただければキャンセル料を頂戴いたしません。

このホテルには様々な思い出がある。我々夫婦の還暦や古希でも利用したし、２年前の私の誕
生日に全国の仲間達が祝ってくれたし、ある業界の記念総会で午前中はマラソンの君原選手、
午後は私が講師を担当したこともあるので懐かしい。

また阪神淡路大震災が発生した当日、友人の会社の記念旅行が開催され、皆さんが帰宅される
のに大変だったことも聞いているが、ホテル側の対応が素晴らしかったとも聞いている。

大阪駅の梅田からバスで１時間で行けるし、三ノ宮から地下鉄から有馬電鉄でも行けるので便
利だが、売店コーナーで炭酸せんべいの実演をしていたことも憶えている。

２年前の夏、友人達と行った際、有馬のバスセンターからホテルまで歩いて大変だったことも
体験している。いつも車で行っていたので消防署まで近いと思っていたら、急峻な坂道で閉口
したし、幹線道路からホテルの玄関までの坂道には参ったことも憶えている。

有馬温泉と言えば「金泉」と「銀泉」で知られるが、ぽかぽかに温まることは確かで、３月に
利用した際に病的な冷えがある私でも、熱くて布団から足を出して寝たことを憶えている。

有馬温泉には他にも「兵衛向陽閣」「有馬御苑」など数軒を利用しているが、ｙはり「有馬グ
ランドホテル」だと思ってしまう。
　

「兵衛向陽閣では忘れられない出来事があった。九州からやって来ていた子供達を連れていっ
たのだが、エアコンの吹き出し口が涼しいからと言った子供が深夜に高熱を出し、救急車で神
戸の病院へ搬送した出来事だった。

また忘れられない悲しい出来事として「満月城」の火災がる。新婚旅行で宿泊していた「従姉
妹」が犠牲になったことで、昭和４３年秋の出来事だった。

今日の写真は明治４４年製の路面電車で京都で走っていたそうだ。