2016-12-23

正月が近いが  NO 5067

北海道は荒れ模様、強風が吹いて札幌で70センチを超える積雪というニュースがあった。
低気圧を原因とする台風並みの強風は、糸魚川での大火災につながり、年末に多くの被災者を出してしまった。

過去に遡ると「函館の大火災」や「山形の大火災」もあるが、何も持ち出せない状態で避難を余儀なくされた人達にはお気の毒としか言いようがない。

火災は恐ろしい。就寝している内に煙に巻き込まれてしまうことも少なくない。部屋のどこかに報知機の設置が義務付けられて私が設置したことがあるが、もしも乾電池式なら電池の交換を確認しておかなければならない。

今日は「10年前の独り言」から12月8日の号を再掲する。

走り回った1日  NO 1711    2006-12-08

午前中に整骨院、午後はホテル。夜に学校と忙しい日程、「ニイタカヤマノボレ」「トラトラトラ」の電信が飛び交った日らしい12月8日だった。

高校教育で日本史や世界史などがパスされてしまっている我が国だが、上述のカタカナぐらいは日本人として理解しておきたいもの。二度と繰り返してはならない戦争悲劇勃発そのものを今に伝える歴史的言葉だからだ。

ホテル業界の厳しさは想像以上、徹底したホスピタリティを追求しているホテルは伸びているが、そうでないホテルは次々に経営母体が変化している。日本航空系に続いて全日空も資本提携の道を選択、インター・コンチネンタルの冠となると発表された。

総支配人と総料理長とティータイム、それぞれが同年代で今日の日のことも話題に。用件をすべて終えたら想像もしていなかったプレゼントが。年末に「お節料理」を届けてくれるとのこと。もしも温泉にでも出掛ける予定があれば持参して行こうと思っている。

過去に友人ファミリーと「お節料理」を手に8人で正月旅行に行ったことがあったが、それはキャンセルが出て我が家族が急に行くことになり持参して行ったもの。しかし、さすがに旅館で広げる訳にはいかず、往路の列車の中と昼食でも残ってしまい、折角出された夕食まで残すことになって勿体ない気分だった。

小学生の子供が二人ずつ、元日の深夜に大阪駅から急行「銀河」で東京へ。都内観光を済ませて浅草から東武特急で鬼怒川へ。次の日に日光を経て箱根に回り彫刻の森で宿泊、三島から「こだま」で帰るという行程だったが、キャンセルの代わりということで約半額の出費でラッキーな正月旅行であった。

あれから正月に旅行なんて一切出来なかった。昨年も温泉へと考えていたら仕事でキャンセル、自宅前の銭湯の正月限定「酒湯」に入っていたのをはっきりと憶えている。

正月の旅行は大変だ。移動の混雑もあるし宿泊費が割高。それで人手不足からサービス低下というケースも多い。と言って正月過ぎに出掛けたら、スタッフが正月休みでサービス低下ということもある。

友人が旅行に出掛けて「参った」と戻ってきた出来事があった。フェリーで九州に到着がしたら積雪で車がどうにもならず、阿蘇、熊本、長崎と3泊する予定が別府で2泊して帰阪したという気の毒な旅行。「九州で雪が積もるとは予想しなかった」とぼやいていたのが印象に残っている。

そんな私だって大観望から「やまなみハイウェイ」に向かうところで遭難しそうな体験がある。垂玉温泉から別府に向かったのだが途中で大雪、タイヤチェーンを携行していたので安心していたら、前を走っていた4トントラックが途中で停車、運転手さんが降りてきて「ここから先に行ったら遭難する危険性がある。Uターンして戻るよ」ということになった。

冬のドライブはチェーンだけの問題ではない。燃料、食料、水、防寒の準備対応なくして「走るな!」という原則を忘れてはならない。何事も基本を理解しなければ大事故から命を失う。

それにしても飲酒運転の取り締まりが公表されていたにも拘らず、790件も検挙されたというのだから嘆かわしい限り。飲酒してハンドルを握る時点で精神的におかしいと気付くべき。そんな人が運転したら被害者が生まれるのは当たり前なのである。

今日の写真は寝台急行「銀河」のイラストマークを。
寝台急行 銀河
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