2016-12-21

明日は雨模様  NO 5065

叡山電鉄過日に友人達4人で会食をしたが、それぞれが齢を重ねて終焉時のことについての話題も出た。互いに共通していたことに「心残りがないように」とあちこち行きたい所へ出掛けておくこと。夫婦で稚内まで行って来たことを聞いた妻が「私も行きたい」と言い出した。

指宿に出掛けた際に長崎鼻や開聞岳近くまで友人夫妻と行ったので南の方は済んでいるが、北端にはまだ行っていない。

何度か北海道へ出掛けたが、滝川から以北へは行っていない。大病を患ったことから運転免許証を返納したが、北海道の温泉を車で回ることが出来なくなったことに妻も残念がっているが、日本海側の列車を利用して北海道まで行ってみたいと思うこの頃である。

目の調子が悪いので横着をして「10年前の独り言」を再掲する。

日付が変わる前に  NO 1722    2006-12-19

来年のカレンダーに次々と予定を書き込んでいる。長距離や要宿泊の場合には出来るだけ前後の日程に余裕を持つようにと考えているが、もう幾つか接近してしまったケースが生まれ、<拙い!>と思いながら反省を。

頂戴しているメールの返信に追われ、あっという間に時間が過ぎてしまうが、そんな中でご仏縁に結ばれたお客様のお通夜を担当してきた。

ご自宅は遠方、もしもご自宅やそのご近所で通夜と葬儀ということになれば私が行けなっただろうが、私にとっては不幸中の幸いと言えば不謹慎だが、大阪の寺町で行われることになって時間が生まれ、これも「ご仏縁」なんだと感じている。

由緒ある立派なお寺、その奥行きの深さにびっくり。中で迷いそうなぐらいで、皆さんが驚かれる弊社のシーン西館の奥行きよりも深く、スタッフ達も一様に驚いていた。

ご読経を終えられたご住職の法話、故人がご苦労された戦中、戦後のお話をされたが、その中で当時のご自身の年齢を仰られてびっくり、イメージが一回りはお若く見えたからである。

諸行無常のお話しから無常の「ご詠歌」をお謡いになり、いつしか私も口ずさんでいたら、近くにおられた参列者がチラッと私の方に視線を向けられたのでトーンを落とした。

ここで誤解を招いたらいけないで注釈となるが、「ご詠歌」とは天皇がお詠みになった歌のことであり、この場合は仏教讃歌と言うべきだろう。

式場に向かう前に故人がお生まれになった年代を確認、芥川龍之介の「羅生門」と森鴎外の「山椒大夫」が発刊された年、「ゴンドラの歌」が生まれて流行し「銀ブラ」という言葉が使われ始めた社会環境だった。

時代が明治から大正へ流れたが、世間話の中で勝手な思い込みという世界に「天皇の即位」大礼ということがある。大正天皇がその式で即位されたのは大正4年であり、大正元年ではないのでご認識を。

昭和天皇が崩御された時に知ったことだが、大喪の礼が行われるまでにどれだけの決め事があるかも驚きだ。そこに正式な喪に服される期間があってから移譲のしきたりへと進むもの。大統領や総理とは全く異なる特別な世界が皇室たる所以なのだろう。

昨日、両陛下をお迎えして国連加盟50年の式典が行われていた。戦後60年の月日の流れがあり平和な社会が築かれてきた。しかし、今、北朝鮮、韓国、中国、ロシアという近隣の国との関係がややこしい。一人の愚かな指導者の行動でとんでもない不幸が訪れる危機感を抱きたいもの。

銭湯で真向かいの医院の先生とご一緒、ちょっと体重が増えているのでお腹が恥ずかしい思い。健康管理に努めなければ苦しむのは自身。

お通夜からの帰路の車内でスタッフに禁煙の話題を持ち出したが、「お酒なら一発で止められるのですが」と返してきた。何度も書いた「痛みを止める薬は山ほど存在するが、呼吸器の苦しさを治す薬はないぞ」と結んでおいた。

今日の写真は叡山電鉄を。近々に利用して行きたい所がある。
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