2006-04-20

特製「お好み焼き」  NO 1480


 この数日、昼夜を問わず「食事に行こう」と誘ってくれる人が多い。術後回復に食事が大切と心配してくれるのだが、あまり食欲がないので残念な思い。

 周囲の人達との会話で豪快に生ビールを飲みながら食欲旺盛な人、また、布団に入ってすぐに眠りにつける人達が羨ましく、「1分で熟睡よ」なんて言葉が信じられないところ。

 書店に配達を依頼している定期購読の書物が届いているが、まだページを開くパワーが弱く、やっと開く気になったのは時刻表の5月号。今月末から動き出す出張予定の行程確認が不可欠だから。

そんなところから早く元気にならなければならず、それには何とか食事をというところから自宅で「お好み焼き」を焼くことにした。

 私の「お好み焼き」はオリジナル、広島風でも大阪風でもない。食したことのある社員や友人の評判が非常に高く、そこに秘められた「隠し味」がキーワードになっている。

 高い評価の裏側に材料費が高く付くというのが問題だが、自分でつくって味付けをして焼く、そうすると食する心情が強くなる。併せて退院後に初めてという缶ビールをコップ一杯だけ飲んだ。

 さて、今日、会社に元社員だった人物が地方から来社してくれていた。手術の日に病院のロビーに来てくれていたそうで、麻酔が未だ覚めないということを確認してから戻ったそうだが、彼の「禁煙しました」の報告を受けて嬉しく思った。

 多くの方々からお見舞いの郵送物をいただいている。中には四国の霊場で願掛けをしてくださった「お札」もあり、人の世の「えにし」のあたたかさに手を合わす。

「この香りで癒されますように」と白檀や伽羅の香を頂戴したり、心の休まる音楽が収録されたCDを恵贈くださった方も多かったが、今日は澄んだ音色の風鈴の音を収録したCDをいただいた。

 午後、スタッフから電話が。過去にご親戚の葬儀を担当申し上げた社長さんから私に連絡をということだそうで、入院中だったことをオープン化せずに対応したら、またご親戚でご不幸があられたそう。

「社長に頼みたいことがある。担当者を指名したい。前回に担当してくれた彼女に是非」ということからチーフ・パーサーに伝えておいたが、ご当家に打ち合わせに行っている最中に予想もしなかったやりとりが発生した。

 関東と違って友引の日にも葬儀が行われる大阪だが、ご当家に置かれてあるカレンダーの友引の日がどうやら間違って印刷されているようで、日程を決められる際に想定外の確認作業が生じた珍しい事件であった。

さて、塾生達の専用掲示板が賑やかになり、熱く語り合っているようだ。司会者限定のようだがそうではなく、葬儀に携わる者すべてに役立つ情報交換の場になりつつあるようで結構なこと。元気になったら「お邪魔虫」としてかき回しに飛び込むのも面白そう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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