前号で沖縄のことに触れたが、当時はアメリカ統治でパスポートが必要で申請したが、「南西諸島渡航とあったのを記憶している。

当時のレートは１ドル３６０円の時代で、何かあったら必要だと親からもらった１０万円をドルに換えて持って行った。そのうちの１００ドルで国際通りの時計店でウォルサムの時計を買った。

名護のパイナップル園にも行ったが、乗車したタクシーで信じられない後景を体験した。「馬の背を分ける」という雨の情景があるが、地道の中央で半分に雨が降り半分は晴れという不思議な体験だった。

波の上という料亭で沖縄舞踊を観たが、独特の音色である「三線」に魅力を覚えた体験でもあった。

「ひめゆりの塔」「健児の塔」にも参拝したが、守礼の門もカメラで撮影したことを憶えている。

東シナ海のインク色の海の色が印象に残っているが、何度も目にした「トビウオ」にはびっくりした。
コーラを始めて飲んだのもこの時だったが、「薬みたいな味」を記憶している。高校生達でホテル宿泊は贅沢で、ユースホステルの会員になり、難波に会った事務所で登録した。

明日もリハビリに行く予定だが、雨は大丈夫なのだろうかと心配する。杖と傘を持つと危ないからで、強風に遭遇すると倒される危険性があり、強風で有名な国道２５号線の源ケ橋交差点は避けている。

今日月曜日はヤクルト１０００を届けてくれる日だったが、インターホンが鳴って下りていくと玄関の鍵を掛けていなかったことにびっくりした。ひょっとして認知症の傾向があるのではと気になったが、物騒な時代にこんな無神経な行動をやったら最悪だし、２週間分のヤクルトを貰ってしっかりと鍵を掛けた。

今日はヘルパーさんが来宅してくれる日でもあり、冷蔵庫の中をチェックして貰って買い物に行って貰った。昨夕の食事も食欲がなく、「粥」と「コーンスープ」だけだったが、今日の食事もそれだけと言ったら「御飯を食べないとダメです」と言って炊飯器を洗ってくれたので夕食を炊いた。

炊飯器は友人の電化ショップに頼んで持って来て貰った物だが、初めは炊き上がるのに４５分ぐらいを要していて不便だと思っていたら、ヘルパーさんが早炊きの設定をしてくれてから１５分程度になった。

水の量もいい加減だが、食べる方がよいことは確かで。げっそりしてしまった風貌から少しは戻らなければと考えている。

脳梗塞や脳出血などは再発が最も恐ろしいので気を付けているが、３か月ほど前、医院が１週間休診の時に高血圧症状が出て最悪と思って次の日に妻のいる施設へ行こうと歩いていたらふらふらになり、「救急車で警察病院へ」と施設の人にお願いしたら警察病院へ電話を入れてくださったが、コロナの関係から受け入れられませんとなって「村田病院」へ車で送っていただいたが、待合室にあった血圧測定機に腕を入れて計測したら「２２０」もあって衝撃を受けたが、すぐに頭部のМRI撮影をしてもらって診察を受けたら、「問題ないよ。考えられるのは目のことです」と言われ、そのまま帰宅して近所の眼科で診察を受けたら血管が切れて出血していることが判明し、３種類の点眼液を貰ってずっと使っている。

膵炎の再発も恐ろしいのでずっと薬を服用しているが、２回目の入院の際に「膵石２個あることと「嚢胞」が確認できると言われたのですい臓がんにだけはなりたくないとアルコールと油物は避けているが、「紅生姜」のてんぷらを食べられなくなった人生に後悔している。

１回目の発病はハワイでの昼食と夕食に日本料理店でてんぷらとビールばかり飲んでいたことが原因で、帰国してから症状が出てきて入院することになったが、２回目はその３か月後に行った北海度旅行で函館の旅館で夕食の食前酒を飲んだことが悪かったみたいで、八戸、気仙沼、東京と新幹線で移動する度に症状が強くなり、帰宅してから医院へ行くと再発らしい」と言われて紹介状を貰ったが、前回の日赤が満床で天王寺の鉄道病院へ入院した。