最新 最古
2004-07-13

思い出が形見に  NO 849

出先に事務所から電話があった。ライオンズクラブ会長からの出席要望をファクシミリで頂戴したそうで恐縮。スケジュールを調整し、夜に行われる年度替わりの例会に何とか出席したいと考えたが間に合わなかった。

 また、そんな夜、ライオンズの大先輩のご訃報があり衝撃。その方は、私が入会した際のスポンサー。ゴルフを始めたきっかけを与えてくださった方でもあり、初めてご一緒にラウンドした時のことを今でも覚えている。

 滋賀県にある名門コース「ジャパン・エース」だったが、マンツーマンでキャディさんが付きびっくりと緊張で、1番でティーショットを打ったら右の山の上。セカンドショットが反対側の山の上だった。

 「私、えらいお客様についたわ」と、キャディさん同士の会話。それを耳にされた大先輩、「新米だからよろしくね」とやさしく言葉を掛けてフォローくださっていた。

 ただ手を合わす今、葬儀の司会の場を思い出すと辛くて堪らない。でも担当させていただかなければ・・・思い出を形見として・・・合掌

さて、今日の郵便物の中に一冊の本があったそうで「ものすごく面白くて勉強になりました」と報告があり、「文中に社長のことが書かれてありますよ」と教えてくれた。

 興味を覚えスタッフに届けて貰って読んでみたが、確かに面白くて勉強になった。

 3ヶ月ほど前、「ホテル葬について取材を」とアポがあり、著名なルポライターが来社されたが、その時に話したホテルでの偲ぶ会、お別れの会、社葬のことが「ホテルがお葬式に向いている理由」というタイトルで掲載されている。

 「ホテル最前線」「扉の向こうの隠された世界」「ホテルという名の劇場」と三つのパートに分かれており、誰もが知る超一流の高級ホテルの話題が豊富で、<こんなことを書いても?>と思う裏話もあるが、数人の総支配人の顔写真も掲載されており真面目な本だと思った次第。

 そんな中に、招かれたことのあるホテルがいくつか登場する。裏表紙の「ホテル新世紀 極上世界へようこそ」というメインタイトルが「言い得ている」キャッチコピーだとも思った。

これにより意外な世界を知ることになり、話の種がいっぱい生まれたことも事実。講演の際の「枕」に何よりのテーマが出来たと喜んでいる。

 そんな本のタイトルは「噂のホテル 知られざる物語」で、最近流行のムック形式で製本され「ホテルという華やかな都市装置で いま何が起こっているのか!? 現場で働くホテルマンたちの声でレポートする!」という文字が興味の世界を訴えているようだった。

 この本、きっと売れるだろうと思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net