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2005-03-23

悲喜交々  NO 1104


 写真は、過日に宿泊したホテルの部屋から撮影したもの。観覧車の横に大きなウルトラマンが立っており、子供達に大人気だそう。

 今、一人の女性が思い掛けない病床で闘病を余儀なくされている。入院のきっかけは、今の医学では些細な手術。一週間ぐらいで退院予定というものだった。

 そんな事態が急変したのは、それから2日後。持病で欠かせなかった薬の服用を止めていたのが原因のよう。誰も予想しなかった集中治療室での看護が続いている。

 側に寄りそう家族も疲労困憊しながら病院で昼夜を過ごしているが、その中に弊社の男性スタッフの姿がある。彼は、お母さんの奇跡的な回復を神仏に祈っているだろう。

 会社のことは気にするなと伝えるしかない私、<子供達が幼稚園と小学校へ入園、入学する時期では?>と思いが浮かび、彼等夫婦の大変な状況を慮る。

 推察でこんなことを書くべきではないが、医療ミスという問題が見え隠れする。もしもそれが事実だったら悲劇である。

私にも一週間ほど前、びっくりする問題が発生していた。病院で貰った薬がいつもより増え<?>を抱きながら2週間ぐらい服用していたら、それが間違って「倍」の分を呑んでいたことが判明した。

 マンネリの中で運命を左右する悪意のない「悪戯」が起きるもの。人は、頭の中で思っていることと手ですることが全く異なる場合も少なくない。これは、誰でも起こす可能性があり、それこそ人間らしい危険性とも言えるだろう。

 先月の血管造影剤の点滴ミス、そして今月の薬剤量のミスと2回の被害者になった私だが、今、こうして生きてこのコラムを打ち込んでいる。そして<命と寿命は異なるもの>ということを実感しながら、スタッフのお母さんの病状好転を社員と共に祈念している。

 さて、今日は嬉しいお客様が来社。美しい女性が落語家さんとご一緒に隠れ家に。ホール空間をご覧いただきながら、意義深い新しい企画の第一歩目が踏み出せたよう。

 私は「やれますか?」とは訊かなかった。「やりますか?」と確認した訳だが「やりたい」と返されたので嬉しかった。

  また、近々に別の落語家さんを伴って来社予定も。お二人は健康に「笑い」をつなげる研究もされているそうで、講演が面白くて矯めになるので人気が高い。弊 社の空間「シーン」のスケジュールが次々に決められていく。しかし、単なる「貸し会場」とする気はない。あくまでも文化育成と社会貢献活動と考えている。

 そんなところから出演者は厳選させていただく。「シーン」で出演したという「誇り」が生じることになれば嬉しいではないか。こんなこだわりに私の「変なオジサン」の所以がある。

 夕方、お通夜に出掛ける前にメールを開けたら、過日に紹介申し上げた「出たとこ勝@負ログ」の管理人さんからのメッセージが。「この順位、何だかわかりますか?」とタイトルされ興味深いことが書かれてあり、すぐに開けたのは言うまでもない。

 そこにも「変なオジサン」的?に私が登場。今日ご発信のコラムの終わりに「独り言」のことを紹介くださっており「猛者」という表記がある。ご興味のあるお方は、上記<HOME>から接続いたしておりますのでご訪問を。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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