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2005-05-01

感動でした  NO 1143


 今日は仕入先関係会社の社長の来社日、午前と午後に組まれた予定通り次々に打ち合わせが行われた。

 6月から大規模なイベントがいくつも企画されている。全スタッフが一丸となって邁進するプロジェクトとなっているが、当分の間、企画室がフル稼働という状況が続くだろう。

 これまで何事にもすべて係わってきた私だが、今月からスタッフの感性と能力を信じて任せることにした。それはコンサートなどの企画体験の結果ということが大きいと言えるが、そんな可能性を秘めたスタッフ達が揃った状況を迎えたからである。

 今日の号外に書かれていたが、西川慶さんと総本山に参詣した。ちょうど「おねり」供養の真っ最中。ご本堂で行われる融通念仏宗独特の式事を拝見してから仏画展の会場へ。

 西川さんとのご仏縁から大歓迎を頂戴し、設営協力に関して御鄭重な感謝のお言葉に恐縮。見事に描かれた仏画の世界に入らせていただいた。

 そんな中、ふと目に留まったのが「常念」とタイトルされた作品。添えられてあったコメントに次のように記載されていた。

『念々の中に人々の救済を堅く願い、智恵の光を放ちて摂取する。静かに生きる力が湧いてくる』

 素晴らしい枝振りに咲いた花と仏様のマッチング、それは確かに「浄らか」な世界へと心が和んでしまう。穢土の世界をしばし忘れる至福なひとときを感じてきた。

 慧善師ご夫妻のお人柄が素晴らしい。それは、まさに佛僧と称されるお心が伝わってくる。西川さんとの「えにし」の不思議に手を合わせてきた。

 今日の大阪は生憎の雨、境内に並んだ屋台の店に気の毒な思いを抱きながら駐車場へ向かったが、この間にお知り合いのお寺様にも何人かお会いした。

 ご本堂の隣に存在する立派な建物があるが、ここで何度も大規模な社葬を担当したことがあるし、ロッカー式の下駄箱を寄贈申し上げた歴史もある。

 融通念仏宗は浄土宗より80年ほど歴史が古く、開宗されたのは「良忍」様。お念仏の浄土宗に密教が加わったと考えれば分かり易いかもしれない。

「良忍」様のご功績で有名なのは「声明」の世界。当時に素晴らしい音楽的感性があられたことが驚きでもある。

 本堂から流れ聞こえる雅楽の調べ、それは仏画で心を洗われた思いに乗せて、悠久の時の流れに心を刻む優雅な音色であった。

 そんなところから、今日の<HOME>接続は「慧善玄潭」先生のHPです。
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