2011-10-31

懐かしい!  NO 2739


 塾生であった女性のブログを訪問すると、彼女自身が撮影したというアンパンマン列車の写真が貼り付けられていた。塾生になった当時、東京からやって来た彼女を高校生と間違え、大変申し訳なく思っている。

 後で知ったことだが、彼女は「アルプスの少女ハイジ」の主演をしたこともあり、ある劇団の一員として全国で公演活動をしていた。

 2年前に結婚したそうで、伴侶の故郷である四国へ帰省した際に、乗車した特急列車を撮影したものであった。

 四国には予讃線、土讃線、徳島線、高徳線にアンパンマン列車が走り、全部で20両存在するそうで人気が高いそうだ。

 誰もが知るアンパンマンの作者である「やなせたかし」氏の故郷が土佐山田で、そこにアンパンマン・ミュージアムがあるのも有名である。

 アンパンマンは幼い子供達が必ず興味を示すキャラクターと言われるが、私の初孫の女の子も例外ではなく、1歳10ヶ月の時にミュージアムへ連れて行ったことがあった。

 大きなバイキンマンを目にして足が震え、その夜は興奮して中々寝付かなかったことを憶えているが、隣接するホテルでの昼食の際、お子様ランチがアンパンマンづくしで、ふりかけまでそうだったので驚いた。

 その孫もアメリカでの2年間の生活を経て、今は関東に在住し、小学6年生に成長しており、アメリカでの幼稚園、そして半年間の小学校通学を体験していたが、英語を覚えるきっかけの背景に、日本語が通じないところから「喧嘩」が出来ないということもあったようだ。

 さて、「やなせたかし」氏が「永六輔」氏からの要請で、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を担当されたことも有名な話である。

  過去ログにあるが、昔、ある大手出版社から月刊雑誌の企画で、「永六輔」氏と対談して欲しいという提案があった。予定された日、決められたホテルへ行く と、担当者から申し訳なさそうに「実は」と、予想もしなかったこと告げられた。何と「永六輔」氏が体調を崩され、大阪へ来ることが出来なかったと言うので ある。

 どうにも信じられない話だったが、それは更なるサプライズへと進んだ。また「実は」から始まった事情説明だが、雑誌のページに穴を空ける訳にも行かず、急遽ピンチヒッターを探したと言うのであった。

 そしてホテルの部屋に通され、やがてやって来られた人物を目にしてびっくり。落語家の「桂三枝」師匠だった。

「支障」があったから「師匠」を。なんてオヤジギャグは思いつかなかったが、二人の対談が、約6ページをフォロー出来たのだから皆さんが安堵した出来事として記憶している。

 冒頭で紹介した塾生のブログだが、ヤフーかグーグルで「若葉のつぶやき」で検索されたらトップに出て来るのでアンパンマン列車の写真をどうぞ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net