2015-02-01
衝撃の現実
日付が変わった頃に石川県能登半島でかなり強い地震があった。「震度4」と報じられていたので温泉旅館で就寝していた観光客も目覚めて驚かれただろうと想像する。
数日前には北関東で「震度4」の地震が発生していたが、最近は目立って多くなって来ているので心配する。
早朝のニュース、イスラム国問題で最悪の現実が起きたという報道が流れた。表向き「宗教」と看板を掲げているが、彼らは自分達の利益だけを追及するテロ集団で、単なる暴力組織ゴッコを展開しているものである。
人としての常識や物差しが通用しないことを理解しておくべきで、何度も書いて来た「宗教と戦争は人を変える」という言葉を忘れないようにしたいし、20年前に起きた地下鉄サリン事件のことも風化させては被害者があまりにも気の毒である。
日本列島は島国で海に囲まれており陸続きの国境がないので恵まれているということもあるが、外国からの船が入港する港や国際線のある空港の出入国管理に非常態勢で対応する緊急性があるだろう。
外国へ仕事や観光で出掛ける人達も危機感を抱いておく必要がある。これまでも何処でも犯罪の被害に巻き込まれる危険性はあったが、理解不可能な理不尽なテロ行動に巻き込まれたり拉致されるパーセンテージが高くなった現実を想定しなければならず、中東地区やボコハラムが活動する地域には行かない方がよいだろう。
時計の針を戻すことは不可能である。起きてしまったことをリセットすることも出来ない。だからそうならないようにありたいものだが、人はちょっとした興味というきっかけから豹変することも少なくないので考えたい。
後藤氏は行動派の貴重な」ジャーナリストであった。最近のテレビ番組を観ているとバラエティや娯楽番組が多く、原発や沖縄問題を積極的に取り上げると何処から圧力があって更迭されるというケースもある。過去の発言で物議を醸したNHK会長の考え方もそのままみたいで、9時のニュースのキャスターも3月で降板すると伝えられている。
知人が有明海で海苔の養殖をやっている。諫早の干拓問題で振り回されたと憤っていた。水門を閉めたままでも開けても保障問題になるという判決が報じられていたが、こんな結果となった行政の無責任は糾弾されて然るべきだろう。
最近のニュースで沖縄辺野古の一連のニュースはびっくりである。知事が変わったと同時に政府の姿勢が一変したと指摘されているが、納得と説得の意味は、言葉という手段を与えられた人間だけのコミュニケーションである。
あるニュース番組に出演していた解説者が、日本は民主主義ではなくなったように感じると発言されていたことが気に掛かる。
今日の写真は平和の象徴と言われている鳩を。