2006-04-02

退院します  NO 1464


 今日は他府県から多くの方々が病室に。大手術にしては予想外の回復力に驚かれ、現役復帰のために病棟の廊下を歩いていると言ったら呆れられた。

 夕方、やって来た孫を連れ2階のコンビニに買い物にも行ったが、歩行速度が徐々にアップしつつある実感も。

 そんな状況の中、明日に退院することにした。

 術後の様子を血液検査とレントゲンで毎日チェックをしてくださった主治医の先生から、抜糸が終わって「すべて順調」というお墨付きを頂戴することになって安堵。

明日は弊社の社員全員が大変お世話になった方のご葬儀に行くことになるかもしれない。

 腹筋のダウンから発声は辛いが、陰アナ程度なら可能だろう。弔辞が多いそうだし導師は大阪府仏教会と大阪市仏教会の役員様、その総代さんのお一人のご葬儀となれば担当申し上げたい。

「何で社長が!」「病院から抜けてきたの?」とスタッフや取引先から驚かれるだろうが、決して無茶な行動ではないので誤解のないよう。

 さて、孫達が明日に帰ってしまう。アメリカから帰国してすぐに小学校入学準備に追われているよう。そこで「お爺ちゃんと銭湯に行こうか?」と、意地悪な質問を浴びせてみた。

 風呂上りのジュースに釣られて行っていた2年前だが、今回は「小学校1年生です。だから女湯に入ります」と返され、「お腹の傷を見せようか」という言葉に乗ってくることもなかった。

 ここで、ちょっと雑学を。JRの子供料金は「小学校1年生から」となっているが、それは入学式を以ってと思っていたら誤り。4月1日がその規定日となっている。だから3月末に来た際に不要だった運賃は、明日の東京行きでは必要となる。

 病院食は、明日の朝食が最後となる。手術前は高血圧食、手術後からは心臓食となっていたが、薄味の食事もこれでさようならである。しかし「健康食」に対する思いはしっかりと勉強したつもり。

与えられることになった「生かされた命」を第二の青春時代と考え「使命」という文字に託して謳歌したいと思っている。

 やることがいっぱいある。やらなければならないことが山ほどある。それらのひとつひとつが「生きた証し」として残せるように明日から再出発である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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