2017-05-12

保養目的で  NO 6960

お好み焼き昨夜に熊本を震源とする地震が発生していた。天草や島原半島でかなり揺れたみたいだが、1月に行った雲仙温泉でも宿泊客が驚かれただろうと想像する。

自然災害には何時何処で遭遇するかは不明だが、今日あることに感謝して手を合わす。

阿蘇付近の復興はまだまだのようで、崩落した阿蘇大橋もそのままだし、国道57号線も不便な状態になっている。

40年以上前のことだが、阿蘇大橋を渡って高森の方へ向かい、高千穂に行くつもりで走行していたが、何処かで間違ってしまったようで地道の山道へ入ってしまった。

国道の酷い道路を「酷道」と称してマニアが情報交換しているサイトもあるが、私がその時に入ってしまった道路はその世界では今でも知られるプラチナ的な酷い道路で、デコボコの地道を限りなく上って行ったのだが、いつかは下り坂になるだろうと思っても上り道ばかりで、やっと峠の最上部と思われるところまで到着したら、そこには「国見峠」という看板が目に留まった。

走行していた道路が林道であることをそこで初めて理解したが、もう戻る心情にはなれずにそこから反対側をそのまま下って行くことにした。

それは酷い道路で、狭くてカーブばかり。同乗していた友人達が全員車酔い状態になったのだから驚いたが、速度をダウンするとデコボコの地面でタイヤが大変で、ある程度の速度で走行する必要があった。

かなりの時間を要してダム湖に出たが、それは「ひえつき節」で知られる椎葉村で、そこから日向市に出て来る道路も酷く、あまりも疲労が強くて急遽予定外に日向市内にあった古い旅館に飛び込んで宿泊することになった。

高千穂に行くのが日向に出て来てしまったのだが、途中で車が故障でもすれば遭難する危険もあったし、当時は携帯電話もなかったので思い出すだけでもゾッとする体験だった。

数年前だったが、NHKの「新日本風土記」で椎葉村が採り上げられていたが、山焼きを行って肥沃した大地で農作業をする光景が印象に残っているし、そのすぐ後で「浅見光彦シリーズ」で、高千穂伝説を描いたストーリーで、若い女性の出身地である椎葉村に主人公が訪れたことも改めて興味も覚えた。

テレビのBS番組のCMで「着物や洋服を買います」というのがあったが、数日前に自宅の電話に福岡県から電話があった。

我が家の電話は相手の居住地をアナウンスで知らせてくれるが「福岡県からです」のアナウンスに<誰から?>と思いながら妻が対応しているのを聞いていたが、着物、洋服、靴などの不用品を買い取りますというセールス電話だった。

友人から教えられたホテルに予約の電話を入れたが、希望する部屋が満室で別の部屋となった。大浴場もなくエレベーターもないホテルだそうだが、バリアフリー対応ではないので大丈夫だろうかと一抹の不安を感じている。しかし、ネットの情報によると夜景が素晴らしいそうで、目と心身の保養を兼ねて行って来ようと考えている。

尾道で「お好み焼き」を食べようとも思っているが、大阪で「広島風」という呼称は現地では失礼になることを教えられたこともある。「関西風」「広島風」という言葉があるが、その地では単に「お好み焼き」である訳である。

随分昔に新宿で「もんじゃ焼き」を5人で食べた体験があるが、「お好み焼き」とは異質のものという体験が衝撃だった。

今日の写真はHPで目にして訪れてみたいと思っている尾道の「お好み焼き」を。
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