2017-07-08

九州に想う  NO 7013

メガライナー連日続いて書くが、九州の豪雨の爪痕を報じるニュース映像は衝撃である。多くの死者や行方不明者が存在する事実を知って手を合わせたが、福岡県の柳川に在住する親戚と電話で話して被害がなかったと聞いて安堵した。

昨夜は八代でも土砂災害警報が出ていたので下益城や宇土に在住する親戚や知人のことを心配したが、地震で住めなくなった家を壊して更地にして新築中だということを知った。

今日の朝から北海道から立派なサケが届いた。お中元とあったが、送り主は熊本県の人物で、お礼の電話をしたら北海道に旅行中と知ったが、近くの玉名温泉の方でもびっくりするような豪雨だったそうだ。

昨年の地震の被害や今回の豪雨の被害で前号で触れたように観光産業に大きな影響が出る。豊後水道側から有明海川を東西に結ぶ鉄道が寸断されてしまっているので旅行を計画していた人達も大変だ。

今年の正月に発症した想定外の病気の後遺症で神経痛に悩んでいるが、温泉に詳しい友人が「炭酸泉が最高だ」と教えてくれた「長湯温泉」に行く予定だったことを変更しなくてはならなくなったので残念である。

炭酸泉で知られるのは兵庫県の有馬温泉で先月に行って来たが、長湯温泉の炭酸泉は世界的にも知られるほどのラムネ温泉だそうで、死ぬまでに絶対に行きたいと思っている。

この長湯温泉に「大丸旅館」というのがあるが、この旅館のHPに掲載されている歴史となる不思議な逸話がびっくりする話なので是非ご訪問を。序に観光スーパー銭湯みたいに発送されたラムネ温泉館もどうぞ。

最寄り駅は豊肥本線の豊後竹田駅だが、今回の豪雨ではこの地域にも危険情報が流れていた。因みにこの地は「滝廉太郎」に縁があり、駅のホームメロディーに「荒城の月」が流れている。

豊後竹田駅から大分を経て別府に行き、そこから湯布院温泉に向かっても久留米方面には行けなくなっている。日田市内の川の鉄橋が流されてしまったからで、復興までかなりの時間を要するだろうと推察している。

九州内を走る観光列車「ななつ星」も行程変更が行われるだろうが、自然のパワーには何より謙虚にありたいものだし、交通機関に従事する立場は最悪の想定を考えることも重要である。

「ななつ星」には専用のバスの存在がある。数日前にJR東日本の観光列車「四季島」が会津の地で電気系統の不具合から8時間半も立ち往生していたが、「四季島」にも専用バスの存在があり、乗客達はそのバスでその後の行程を観光したと報じていた。

夜間に走行する高速バスが増えているが、出張時にそんなバスを利用している友人がおり、彼の話によると最近は豪華な社内設備の充実が進んでいるそうで、飛行機のビジネスクラスや個室になったタイプも登場しているそうだ。

過去に書いたことがあるが、妻が東名高速道路を走行中のバスの車内でエンジン部分から火災が発生し、近くのパーキングエリアに緊急停車して負傷者は出なかったが、静岡駅から「こだま」で帰阪して「大変な目に遭った」と恐怖の体験談を語っていたことがあり、それ以降はバスの利用を避けている。

今日の写真は過去に掲載したメガライナーの再掲だが、国内で存在していた3台の内の2台が走行中の火災から全焼した事実がある。
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