2017-07-07

心配事  NO 7012

林田温泉時代の夕食会場九州の大雨は信じられないほどの甚大が被害が発生していた。深夜のニュースを観ていた時にも次々に土砂災害警報のテロップが流れる。知人、友人、親戚達が在住する地が出て来るので心配になり、夜が明けるのを待って電話を入れた。

「今回の雨は尋常でなかったよ」という言葉が多く、何とか被害に及ぶことはなかったが、全く電話が通じない親戚もあるので気になっている。

今日の夕方にテロップが流れ、大阪に竜巻の危険性を報じていてびっくりしたが、この稿を打ち込んでいる時には「地震速報」が流れ、東北で「震度4」の地震が発生していた。

過去に大雨と地震の関係を指摘する研究者もいたが、地下水に何らかの影響が及ぶのだろうかと考えてしまう。

前号で触れた温泉地のことが朝の喫茶店で話題になった。この独り言を読んでくださった人物がおられ、過去に行かれたことのある温泉地を話された。

そんな中で前号で抜け落ちていた温泉地があることに気付いた。「阿蘇内牧温泉」「菊池温泉」「山鹿温泉」で、遠い昔のことを懐かしく思い出した。

昨春の大きな地震で多くの温泉地で営業が出来なくなったケースもあった。施設に被害が出たり、温泉の湧出が止まってしまった宿泊施設もあり、県内の被害者や他府県からのボランティアに無料で施設提供をしていたところもあったし、ホテルや旅館のHPに「しばらく休業します」という寂しい表記も少なくなかった。

熊本県と大分県などは復興支援のために観光クーポンを発行していたが、私も何度か訪れたが復興支援に関するクーポンは利用しなかった。

そんな中に行った温泉に過去に大変な大雨の被害が出ていた旅館があった。広い露天風呂が川沿いに存在していたのだが、大雨で増水したことから露天風呂まで濁流にのみ込まれたニュース映像を目にして衝撃を受けたことを憶えている。

九州からの帰路に中国道で豪雨に遭遇したことがあった。それはワイパーなんて役立たないレベルのもので、前を走る車の姿も見えない状態だったので恐ろしい体験だった。

高速道路の路面にも様々あるようで、雨水が溜まってハンドルに影響を受けることもあるし、大粒の雨が路面に落ちても一切弾かない場所があり、それは前方の視界が見易かった。

今回の大雨の被害で営業が出来なくなった温泉地もあるようで、観光産業にかなり影響が出ると懸念されている。

公共交通機関の不通や高速道路や国道、県道の通行止めも大変である。ホテルや旅館のHPには「迂回路」を掲載していたところもあったが、復興するまで時間を要するようだ。

鹿児島県の桐島に林田温泉というのがあった。今は「いわさき」グループが経営しているが、舞台のあるコンサートホールみたいなところで生演奏を聞きながら夕食をしたことがある。

そこへ行ったのは理由があった。中学時代の同級生が九州自動車道の建設に携わっていたからで、葉書で知らせてくれた工事現場を訪問したら懐かしい彼の姿に再会することが出来た。

その時に人吉からえびの高原を経て走行したが、彼が「途中でループ橋を通っただろう。あれも担当したよ」と教えてくれてびっくりしたが、彼はアメリカの大学で都市工学の研究をしていた歴史があり、その後も四国の高速道路の建設責任者にもなっていた。

今日の写真は前述の林田温泉にあるホテル「いわさき」のホールを。
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