2017-07-05

記録的豪雨  NO 7010

特急 ゆふ昨日、朝からいつもの理容店行こうと玄関を出たら、理容店のご主人が自転車で医院へ来られていた。

「ちょっと採血検査を」と言われたが、今から散髪をお願いしようと行くところだったと返すと。「息子がいるけどちょっと待ってください」と言われた。

ご主人の技術の高さは知られているが、後継される息子さんも高度な技術を有されている。そこで息子さんにお願いするつもりで店舗へ行ったら、「先に顔剃りを」とご主人がおられない対応をされることになった。

「さっき医院の前で会った」と伝えて「あなたが担当してくれたらいいよ」と言うと「もうすぐ帰って来ると思いますので先に顔剃りを」ということで進められた。

ご主人が戻られたのはちょうど顔剃りが終わったタイミングで、丁寧に「お待たせして申し訳ございません」と謝罪された。

先代ご夫婦の葬儀や法要を担当させていただいた歴史があるし、遠方で行われた理容業界で知られる方のお通夜でお会いしてびっくりしたこともあった。

その時、喪主の方が「師匠となる先生が9時前には来られます」と言われていたのだが、その人物がご主人だった。

さて、福岡や大分など九州での記録的豪雨は衝撃的なレベルである。1時間に120ミリを超す大雨とは驚きだが、河川の氾濫や浸水などの水害が出ないことを願っている。

私のこれまでの人生で忘れられない豪雨の体験があった。過去にも書いたことがあるが、阿蘇高原ホテルに宿泊していた夜のこと、窓から聞こえる雨の音が尋常ではなく一睡も出来なかった。

廊下を挟んだ真向かいの部屋に友人がおり、彼が午前5時頃にノックして私の部屋にやって来た。「僕の部屋の窓から見えるから」と言うので行ってみたら、薄っすらと明るくなった外の景色が見えたのだが、そこにあるゴルフコースの様子にびっくり。バンカーは行けの状態になっているし。フェアウェイは川のように雨水が流れていたからだ。

これは尋常でないと考えて友人達の部屋に行って朝食を一番に済ませて脱出しようということになった。

我々7人しか朝食会場にはいなかったが、この行動から脱出する対応が正解だった。ホテルをチェックアウトして立野から肥後大津へ下ったが、途中ですれ違うのは警察や消防の車両ばかり。しばらくすると自衛隊の救援トラックも確認してびっくり。肥後大津市内は完全に冠水しており大変な思いで車を運転した。

それは1990年7月2日の豪雨だったが、豊肥本線の線路が流されて1年間も不通になる被害が出ていた。

後で知ったことだが、30分遅れて出発していれば通行止めになった道路も多く、我々が九州自動車道のインターに到着した時、福岡方面へは通行止めになっていた。

来月に友人達の誘いから九州旅行の予定があるが、今回の大雨に影響を受けるだろうと想像する温泉地で、果たして大丈夫なのだろうかと心配している。

今日は福岡県の柳川にある「うなぎ料理」で知られる若松屋の「せいろ蒸し」が届き、友人達にプレゼントをしてから夕食に食べたが、久し振りに美味しいうなぎを食べた。

今日の写真は博多と別府を結ぶ特急「ゆふ」だが、豊肥本線は熊本地震から一部が不通になっている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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