2017-06-21

印象に残った日  NO 6996

平山温泉 湯の蔵 露天風呂藤井聡太棋士の28連勝の速報テロップが流れた。昨日は「ヒフミン」の愛称で知られる「加藤一二三棋士」が破れて引退された寂しいニュースもあったが、こんな信じられない天才の登場に喜ばれていたのが印象的だった。

昨夜の遅くに九州で大きな地震が発生していた。大分県の一部で「震度5強」を観測していたのでびっくりしたが、別府や湯布院でも「震度4」程度と思いながら、就寝されていた宿泊客が驚かれて飛び起きただろうと想像する。

さて、高級ホテルで知られる大阪のホテル「リッツ・カールトン」のリニューアル工事が終わって報道陣に公開されたニュースがあった。

このブランドが日本に搭乗したのは大阪が初めてだが、その後に東京や京都にもオープンしている。

ホテル業界で知られる友人がいる。彼と一緒に様々な高級ホテルのレストランに行ったが、どこでも総支配人や総料理長が挨拶に来られるので驚いたが、食事の料金も信じられない程厚遇されていた。

彼が面白い体験をさせてくれたことがあった。超一流ホテルのスイートルームで10人のパーティーを行ったものだが、総料理長が室内にあるキッチンで料理をしてくれるランチタイムで、参加者全員が喜んでいた。

過去に利用したホテルや旅館がリニューアル工事をしたケースも少なくないが、中には2年近く休業して解体後に新築された旅館もあった。

そんな中に別府の高級旅館の新築工事が済んでオープンしていた。過去に利用してから10年の月日が流れるが、部屋の庭に設置されていた露天風呂の湯の色が時間によって変化したことを憶えている。

それは太陽光線の角度によってそう見える不思議な現象だったが、それを楽しみに利用されていた観光客も多かった。

新築オープンしてHPも新しくなっていたが、プランの料金を確認してびっくり。10年前の3倍の高価格設定になっていたからだ。

もう我々庶民の利用するレベルではなくなった。宝くじでも買って高額当選すれば可能だが、死ぬまで利用することはないだろう。

さて、私は出張時や講演などで長距離運転する際にはいつも時刻表を携行していた。終章部分に都道府県別のホテルや旅館が紹介されている。部屋数や「15000~30000」というようなアバウトな料金も示されており、それらから勝手な思い込みをしてから電話予約をしたものだが、ネットでHPが登場する前のそんな時代の方が楽しかったように思える。

「どんな建物だろう?」「どんな大浴場なのだろうか?」「どんな部屋なのだろうか?」なんて想像することが旅の楽しみの一つだが、最近のように全ての情報がビジュアル的にネットで把握出来るのは便利でも楽しみが減ったような気がする。

前に書いたことがあるが、ホテルや旅館がリピーターのお客さん獲得を目指しているのが一般的ても、お客さんは自分の部屋から見える他の旅館やホテルを目にしながら「次回はあそこに」なんて考えることもあることも理解しておきたいもの。

今日の写真は今春に利用した平山温泉の旅館の露天風呂を。この旅館の各客室にそれぞれ露天風呂が付いていることもあってお気に入りで、2回行ったことがある。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net