2003-07-25

今日の出来事     NO 496

昨日、1日だけ事務所におらなかったが、今日、出社すると伝達事項がいっぱい入っていた。

 その中に3件あったのが事前相談。そのすべてが私を指名したケースで、「社長に伝えて電話を」ということで、朝から順に電話対応を始めた。

 「ホッとしました。いざの場合はお願いしますね」ということにはなったが、「夜中だったらどうするの?携帯電話を教えて」というご要望には困ってしまった。

 「会社にお電話を頂戴しても24時間体制です」とお返ししたらご機嫌を損なってしまう危険性がある。

必ず誰かが対応するのが葬祭業。それが社長である私の携帯電話となると問題が生じて困ってしまう。

 講演で喋っている最中、葬儀の司会を担当している時、車の運転中、列車で移動中などは絶対に無理。それをご理解願えないのが泣きどころ。

 しかし、最近、この独り言を発信しているお陰で、「葬儀社って、大変なのですね」というお言葉を頂戴することになった。

 それにしてもメールやネットというIT世界の発展は凄いもの。数日前に担当した葬儀で導師をつとめられた方と名刺を交換したが、次の日にはメールで丁寧なお言葉を頂戴し恐縮した。

 さて、本日から弊社のHPがリニューアル発信されている。昨日までとは全く異なる表記となっているが、これも<時代の流れかな>と思っている。

 日本トータライフ協会のメンバーからの感想もあったが、「180度違う内容で驚きました」というのもあった。

  今日、ある大手ホテルを訪問し、総支配人、副総支配人さん達とお話してきたが、葬祭式場の流行がお客様をホテルに向かわせること。葬祭式場のホテル化とホ テルの葬祭式場化が加速していることなどを伝え、現状のドライブスルー型のホテル葬サービスがどんな現実を迎えているか。それが近い将来にどのようになる のかという分析結果も提起申し上げ、故人への礼節、儀式空間の完成、社葬の本義の重要性認識では意見が一致し、「体感に勝るものなし」をキーワードに真剣 に取り組むつもりである。

 お客様のご満足を重視する時、ホテルサービスの原点である「ホスピタリティ」を忘れてしまっては寂しい限り。 葬送サービスにはこれが不可欠でキーワード。そこに気付かれたホテルが増えつつあるが、縦社会であるホテル組織にあって、取り巻きのイエスマン達によっ て、お客様の声がトップである総支配人に上がって来ないホテルは凋落の一途。

 そんな中、今日お会いした総支配人さんは素晴らしい方だった。すべてのサービスを客観的に見直す姿勢で取り組まれ、ホテルマン達の人望を一身に集めておられる。これまで3回ほどしかお会いしていないが、初対面で<感性ある人物>という印象を抱いたことが間違いなかった。

 そうそう、言い忘れたが、その内の1回はゴルフをご一緒した。ゴルフには性格や人柄が曝け出されるもの。総支配人さんのゴルフ診断は最高だったが、私のことをどう思っておられるかの方が心配。ひょっとして曝け出してしまったかも知れないとも思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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