2003-07-12

あやかりたいですね    NO 483

仕事を終えて自宅に帰ると、机の上に往復葉書が置かれてあった。

 案内の内容は「ホールインワン」のパーティー。私が所属しているライオンズクラブのメンバーだった。

 彼は、今回で5回目となるホールインワン。何と羨ましいことだろうか。1回も経験のない私にとって、「羨ましい」が、自身を「恨やましい」とさえ思ってしまう。

 彼とは何度もラウンドしたことがあるが、オフィシャルハンデが「0」。それだけ正確なショットをされることは確か。何度も「クラチャン」となっている実績だけでも凄いこと。

 ライオンズのコンペでご一緒すると、「白マーク」からのプレイ。当然のようにアンダーの世界。<上達するにはこんな人とラウンドすること> いつもそんな思いで眺めていた。

 来月に行われるパーティー。必ずスケジュールを調整して出席し、「あやかる」ご利益を頂戴したいと思っている。

 さて、私が明日に担当しなければならない葬儀。2名の弔辞があると担当スタッフから報告があった。

 式場は道路に面したお寺様。表側で参列される会葬者、この暑さが気に掛かっているし、天気予報では雷注意報。雷雨だけは逃れたいと願っている。

昨日と今日、豪雨のために山陽新幹線が一時不通となったそうだし、朝方の熊本では1時間に80ミリという猛烈な雨。今年の梅雨には、本当に会葬者や葬祭業者が泣かされた。

沖縄では過日に梅雨明けとなったそうだが、大阪の週間予報ではまだまだ。しばらく大量の傘を式場に備えておく必要があるだろう。

一方で、今日は、予定外の来客があった。大手の生花会社が営業にやって来られた。

今、全国のホテルで専属契約を結んでいるフラワー会社が厳しい状況。ブライダルで新郎新婦が要望される花の単価もガタ落ち。ホテルの営業戦略に葬祭サービスが不可欠。そんな会話が中心となったが、来社された男女2人の営業マンさん。私の変な話が伝わっただろうか?

彼 らが帰社されると同時に、ホテルの支配人さんが来社された。過日に担当したホテル葬の記録写真の選択をということだったが、36枚撮りで9本のネガ。専用 の照明器材やプロ用のルーペまで持参いただいたが、視力がダウンしている私の目では無理なこと。そこで写真のプロに選択をと願うことにした。

初老を迎えていても休んでいることは出来ない。仕事もあるし、この独り言を発信する道楽も増えた。

<2年間を頑張ろう> そんな気構えで日々を過ごしているが、医師に指導された「歩きなさい」は守ろうと努力している。そこで<月に2回はゴルフでも>と思っているが、それが難しいのがこの仕事。

葬祭業は、来る何月何日という約束が重圧となる仕事なのである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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