2013-03-18

銭湯ファンの衝撃  NO 3224


 おかしな考え方のトップに共通することは、周囲にイエスマンばかりを蔓延らせ、おかしなことに「おかしい」と発言する人を粛清する行動に出ることだが、最近の北朝鮮の発表から感じられることは、まさにそのケースが顕著のようだ。

 我が国に対して核攻撃の例外でないと発表していたが、こんな愚かな考え方を伝える国家とは信じられない体制で、社会学者が「おもちゃ店の前で買って欲しい」と駄々を捏ねる子供みたいな発想をしているトップだと分析していた記事に同感を抱いた。

 威圧的な脅迫や恫喝にも最低限度の境界がある筈で、核兵器を持ち出すなんて狂気としか思えず、かの国の国民の気の毒な現状が想像出来る。

 いくら反対意見者を粛清しても、どこかで爆発するのも必然のこと。それがクーデターや暗殺という事件を勃発させる引き金になることは世界中の歴史が物語っており、そんな出来事の発生を期待している人達が身近にいるような気がしている。

  餌をくれる人に尻尾を振るのは人間として恥ずかしいこと。点数稼ぎのために支持する姿勢を見せる発言をしているような中国のトップにも疑問を感じてしまう し、大気汚染、水質汚染、土壌汚染が信じられないレベルに陥っている国家に、国民の健康はどうなるのだろうと同情を寄せてしまうこの頃である。

  何事も変革するには軋轢が伴うもの。一方を立てれば一方が立てられず、どちらにしてもそこに問題が生じてしまう。一連のTPP問題は、そんな複雑な背景が あることは否めず、納得と説得という話し合いの重要性が問われるが、テレビカメラの前で大声を張り上げて喧嘩をしている国会議員の光景を目にしてこの国の 将来に憂いを感じた。

 さて、「幸せ列車」のコラムの昨号に過去に仕出かした恥ずかしい出来事を書いたが、今号では入院時の驚きの体験を書いた。ご興味があればどうぞ上部の<HOME>からご笑覧を。

 人間と言うものは時に頭が真っ白しなってしまったり、想像もしなかった失念に襲われることもあり、ミサイルの発射ボタンを押す担当者が複数になっているのはそんなヒューマンエラーに備えているからのようだ。

 アメリカで行われているWBCの結果は残念だったが、8回に起きた信じられない走塁ミスは何が起きたのだろうかと疑問を抱き、それも上述の問題なのだろうかと考えていた。

 ニュースの中に寂しいものが。銭湯ファンの一人として心から残念に思えてならない出来事で、あの「ケロリン」とCMの入った風呂桶会社が閉業してしまうそうだ。

 ケロリン自体を製造販売する会社は別だが、何処の銭湯でも目にした桶だけに、何れなくなってしまうと思うと銭湯らしい風情と言うか風物詩が一つ消えてしまうので寂しい限りだ。

 そんなケロリン桶だが、関東と関西とでは直径や高さが異なっており、それぞれ「225×115」「210×100」だそうで、それは関西の方が経済的と言うことと浴槽設備の違いから生まれた知恵のようでもある。

 昔、我が家に富山の「置き薬」があり、定期的におじさんがやって来てチェックし、使用した分を支払っていたが、その中にケロリンの紙袋が入っていたことを記憶している。

 先ほどネットのニュースを読んでいたら、ケロリン桶の製造会社は、ケロリンを製造販売している製薬会社が継承すると発表されており、取り敢えずよかったと安堵した。
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