2004-04-14

タイガース   NO 763

一昨日の「NO 761」に登場されたルポライターさん、帰社される際に「お土産」と言われて一冊の本をくださった。タイトルは「猛虎なり」、阪神タイガース「記憶に残る14人の男達」

 帯に「当事者インタビューとルポ漫画で綴る」「珠玉の猛虎列伝」「いま明かされる伝説のプレイ秘話」「あの虎戦士たちの人生」と記載され、下記14人の選手のことが記載されていた。

 小山正明・若菜嘉晴・遠井吾郎・鎌田実・藤村富美男・吉田義男・竹之内雅史・濱中おさむ・金田正泰・ジーンとウイリー・山本和行・藤本定義・川藤幸三・八木裕・・(敬称略)

 ジーンとは「ジーン・バッキー」、ウイリーとは「ウイリー・カークランド」だったが、280ページに収められているタイガースの歴史は、野球ファンでなくても興味を覚える内容で、一気に読み込んでしまった。

 しかも、ご自身で漫画まで書いていることが驚き。その漫画、単なる挿絵程度のものではなく「藤村富美男物語」は、すべて劇画調で構成されていた。

 激しいシーソーゲームとなった今日の甲子園球場、弊社の社員2人が行っている。神戸のメンバーからいただいたボックスシート、阪神は負けてしまったが、こんな試合が見られたのだから値打ちがあるだろう。

 さて、孫の好物を郵パックに詰め送ることに。時代が変わり郵便局もサービスアップ。2人の職員が来てくれ重量を測ってくれた。

 小さなケースで3箱、送料は13800円。中身の数倍高い金額に、離れた距離を実感する。

 航空便で思い出すことがある。過日に書いた20数年前のブラジルでの話、お世話なった御礼に相手さんが望まれた釣り用具を送った時のこと。宛先不明で戻ってきた物を引き取るのに帰路分の送料が3万数千円でびっくりした。

 住所を確認し、中身を入れ替えて再度送り直したら大問題が発生。中に入れておいた鮒の餌「マッシュポテトの粉」が税関で麻薬に間違われ、相手さんが呼び出しを受けたそう。
 その事件は思わぬ方向へ進んでしまい、大学で分析鑑定するというとんでもない迷惑を掛けてしまった。

 外国とは想像以上に「壁」があるもの。文字や言葉だけの問題ではない。イラクの人質事件が大変だが、宗教が絡むと簡単ではない。命は尊く大切だし、家族の悲しみの場を何千回も目の当たりにした私、無事救出を祈ってあげる姿は美しいものと思っている。

 来社されたホテルマンとの話し合いを終え、約束していたブラジルからのご夫婦と食事をご一緒。ポルトガル語に対応可能なレストランをセッティングしておいたが、お二人が日本語が話せたので安堵する。

 数日後に中国に行かれるそうだが、伺ったお話は国際的な興味深いことばかり。そんな中、「日本ほど幸せな国はない」とおっしゃったことが印象的。

 恵まれた国、平和な国というお言葉もあったが、最近、我が国は、どうも不幸への道を進み始めたような気もしている。トラ・トラ・トラにならないように・・・
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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